いわき市議会 > 1966-12-22 >
12月22日-06号

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  1. いわき市議会 1966-12-22
    12月22日-06号


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    最終取得日: 2021-07-12
    昭和41年 12月 定例会           昭和41年12月22日(木曜日)            いわき市平市民会館ホール---------------------------------------議事日程第6号   昭和41年12月22日(木曜日)午前10時開議 第1 再開 第2 議案の撤回及び訂正 第3 委員長報告 第4 質疑 第5 討論 第6 採決 第7 公立小野町総合病院組合議会議員の選挙 第8 いわき市選挙管理委員、補充員の選挙 第9 助役選任の同意を求めることについて 第10 収入役選挙の同意を求めることについて 第11 監査委員選任の同意を求めることについて 第12 公平委員会委員選任の同意を求めることについて 第13 田人財産区管理委員選任の同意を求めることについて 第14 閉会---------------------------------------本日の会議に付した事件 第1 再開 第2 議案の撒回及び訂正 第3 委員長報告 追加日程 時間延長について 第4 質疑 第5 討論 第6 採決 第7 公立小野町総合病院組合議会議員の選挙 第8 いわき市選挙管理委員、補充員の選挙 第9 散会---------------------------------------出席議員(284名)    1番  大滝誠志君      2番  大平泰平君    3番  大河原正司君     6番  強口和美君    7番  中村昌弘君      8番  佐藤初太郎君   10番  高木乙彦君     11番  中村 仁君   13番  鈴木 登君     14番  穂積博光君   15番  阿部正美君     16番  志賀照男君   17番  鈴木武正君     18番  鈴木清敏君   19番  鈴木角太郎君    20番  山本幸吉君   21番  和合留次郎君    22番  大槻幸次君   23番  平川一郎君     25番  高木 伝君   26番  高木芳郎君     27番  北郷藤平君   28番  鈴木正栄君     30番  鈴木直夫君   32番  坂本秀寿君     33番  遠藤 亨君   35番  新妻兵吉君     36番  雨宮幸夫君   37番  富岡弘一君     38番  日高盛山君   39番  吉原松次郎君    40番  橋本宇三郎君   41番  西山直次君     42番  岡田勝男君   43番  小湊 正君     44番  西山雄芳君   45番  荻 忠作君     46番  根本栄吉君   47番  山野辺 誠君    48番  吉田新平君   49番  吉田栄一郎君    50番  新妻寿一君   51番  鈴木正平君     52番  大楽正司君   53番  佐藤真之助君    54番  山城浅治君   55番  鈴木栄一君     56番  長谷川慎二郎君   57番  吉田 正君     58番  片寄甚之丞君   59番  豊田 誠君     60番  佐藤直之助君   61番  小野久夫君     62番  江口 勇君   63番  賀沢義房君     65番  吉田豊重君   66番  長谷川満寿君    67番  渡辺政義君   68番  川津佐々木君    69番  宇佐見勝美君   70番  永山徳二君     71番  矢内孫三郎君   73番  佐藤伝一君     74番  大越岩男君   75番  永山庄七君     76番  会田 憙君   77番  根本常雄君     78番  大川原嘉三君   79番  宇佐見武憲君    80番  加藤春松君   81番  矢内忠次君     82番  吉田 盛君   83番  三辺 寛君     84番  荻野武夫君   85番  大平 一君     86番  馬上吉見君   87番  草野一夫君     88番  田久兼治君   89番  鈴木民平君     91番  根本軍平君   92番  渡辺富保君     93番  松本敏夫君   94番  吉田為男君     95番  柳内一良君   96番  草野 茂君     97番  国井良雲君   98番  大平 力君     100番  大平 薫君   101番  草野政弘君     102番  川井保一君   103番  班目亀雄君     104番  小沢道久君   105番  油座勝信君     106番  櫛田 康君   107番  駒木根多平君    108番  鈴木与一君   109番  平子秀吉君     110番  櫛田久道君   113番  酒井正親君     115番  黒沢賢爾君   116番  上遠野伝治君    117番  折笠 章君   119番  三戸友一君     120番  蛭田 清君   121番  上遠野秀男君    122番  鈴木長司君   123番  中野豊須美君    124番  草野佐助君   125番  折内次男君     126番  藁谷久光君   127番  阿部藤丸君     128番  草野寿春君   130番  藁谷八郎君     131番  会津 伝君   132番  荒川唯資君     133番  佐川美文君   134番  大谷 安君     136番  阿部浪之助君   137番  鈴木正次君     138番  榊原右近君   139番  吾妻テル子君    140番  熊谷 等君   141番  草野常一君     142番  藁谷長明君   143番  草野銀次君     144番  藁谷直喜君   145番  阿部卓爾君     147番  佐藤豊之助君   149番  緑川不二男君    149番  緑川直人君   151番  小野萬里往君    152番  緑川 薫君   153番  斉藤哲二君     154番  緑川広司君   155番  大橋博太郎君    156番  芳賀 汎君   157番  油座淳三君     159番  溝井カク君   160番  蛭田安男君     161番  芳賀 武君   162番  緑川正一君     163番  蛭田栄太郎君   164番  佐藤晋一君     165番  水野谷義明君   166番  強口稠太郎君    167番  猪狩恒一君   168番  渡辺 誠君     169番  谷平嘉彰君   170番  今田 巖君     171番  根本利美君   172番  山城戦治君     173番  佐藤 一君   174番  根本 昭君     175番  柳井栄一君   176番  園部 茂君     178番  小野塚 量君   179番  赤津甚吾君     180番  日土恵侯君   181番  秋山義一君     182番  平山寿一君   183番  青海徳夫君     184番  蛭田俊雄君   185番  鈴木裕文君     186番  鈴木 明君   187番  安島武雄君     188番  山際丑太郎君   189番  蛭田梅義君     190番  金成正二君   191番  助川錦一君     192番  沢田八束君   193番  田口誠二君     194番  蛭田豊延君   195番  鷺 善三君     196番  伊藤日出男君   197番  横田好毅君     198番  安島峯二君   199番  助川庄次君     200番  高木 保君   201番  鈴木 栄君     202番  赤津義男君   203番  中山春吉君     204番  小林周喜君   205番  坂本太平治君    207番  周作義雄君   208番  飯田宗秋君     209番  吉田栄次君   212番  鈴木 巖君     215番  箱崎吉平君   216番  鈴木勝夫君     217番  飯塚 勝君   218番  小林仁一郎君    219番  長瀬金右ェ門君   220番  村上武士君     221番  作山行延君   223番  石井芳江君     224番  管野留之助君   225番  滝内 進君     228番  金子武四君   229番  宮下 武君     230番  小林重三君   231番  吉田利治君     232番  矢田梅雄君   235番  飯塚新四郎君    237番  金成定一朗君   238番  柳井五郎君     239番  長瀬太三君   240番  四家健雄君     241番  大和田 実君   242番  志賀季三郎君    243番  木下庄衛君   245番  遠藤幸一郎君    246番  鈴木 勇君   247番  佐川吉平君     249番  渡辺 昇君   250番  国井一美君     251番  鈴木良平君   252番  志賀重右衛門君   253番  政井正二君   254番  藁谷久太郎君    255番  箱崎利勝君   256番  松本都広君     257番  新妻忠直君   259番  石山一治君     260番  馬目智夫君   261番  坂本昌蔵君     262番  鈴木章夫君   263番  松崎文吉君     265番  志賀兼太郎君   266番  塩 庄造君     267番  金子松男君   269番  中野二郎君     270番  芳賀友一君   271番  平沢均一君     272番  坂本 登君   273番  渡辺多重君     274番  方波見 勇君   275番  藁谷高伊君     276番  小池博太君   277番  加藤千代吉君    278番  斉藤 明君   279番  人見 一君     280番  草野三郎君   281番  熊田豊次君     283番  菅波大十一君   285番  根本 正君     286番  山崎四郎君   287番  円谷兼広君     288番  高木良平君   289番  渡部平一郎君    290番  鈴木磐夫君   291番  草野啓助君     292番  天海 盛君   294番  吉田 栄君     295番  佐々木運吉君   297番  内藤 敏君     298番  大堀重吉君   300番  本田辰雄君     301番  山崎敬道君   304番  松本庫造君     305番  鈴木 功君   306番  服部勝彦君     308番  佐瀬 誠君   309番  白石初太郎君    310番  荒谷芳夫君   311番  佐藤 勇君     312番  長谷川 薫君   313番  西山一男君     315番  日野俊男君   316番  岡 助一君     317番  石川 始君   319番  斉藤晴夫君     320番  駒木根定之助君   321番  川村鉱男君     322番  滝 義勝君   323番  大村哲也君     324番  橋本三雄君   326番  市橋 武君     327番  生田目 清君   328番  新妻信吾君     329番  末永忠夫君   330番  片寄惣次君     331番  白土正義君   332番  御代武光君     333番  橋本義君欠席議員(49名)    4番  木野内 武君     5番  高塩正一君    9番  白崎智多恵君    12番  深谷秀信君   24番  木村一章君     29番  高木 正君   31番  坂本三郎君     34番  青木高義君   64番  伊藤 実君     72番  境 茂樹君   90番  吉田政夫君     99番  大森又平君   111番  蛭田五六君     112番  佐川正元君   114番  上田利秋君     116番  矢渡千吉君   129番  永久保 豊君    135番  田子三郎君   146番  沢田一良君     150番  中村猛一郎君   158番  蛭田儀一君     177番  古川洋一君   206番  江尻三睦郎君    210番  吉田忠君   211番  深山東八君     213番  久保木重雄君   214番  木田谷平君     222番  長瀬彰義君   226番  及川正枝君     227番  遠藤勝馬君   233番  野崎貞行君     234番  新妻長蔵君   236番  佐藤権兵衛君    244番  志賀伝吉君   248番  小松 茂君     258番  新妻義武君   264番  松崎喜一君     268番  金古政通君   282番  平川善司君     284番  遠藤寅雄君   293番  山内主税君     296番  斉藤隆行君   299番  須田一男君     302番  山田 弘君   303番  鈴木光雄君     307番  上野英四郎君   314番  原 幸治君     318番  柳田正義君   325番  磯上佐衛司---------------------------------------説明のため出席した者      市長      大和田弥一君      主幹      氏家清三郎君      主幹      吉田政吉君      主幹      吉田信雄君      主幹      吉田隆治君      主幹      島崎忠好君      水道部長心得  鈴木憲吾君      教育委員長   田子辰雄君      教育長     大和田道隆君---------------------------------------事務局職員出席者      局長心得    遠藤定雄君      次長心得    松本茂雄君      議事課長心得  永山 巖君      庶務課長心得  宮川公寛君      調査課長心得  森下繁雄君      議事課長補佐  舛田良作君      議事第一係長  鈴木広次君      議事第二係長  鈴木政雄君      庶務係長    渡辺徳宝君      秘書係長    草野喜八郎君      調査係長    柳井貞男君      資料係長    佐藤繁芳君      主査      佐藤 武君      主査      草野初恵君      主任      蛭田久保君      主事      佐藤長一郎君      主事      片桐正尉君      主事      松崎清輝君      主事補     三輪映江君      併任書記    斉藤 茂君      併任書記    飯島香織君      併任書記    根本唯一君      併任書記    谷平唯男君      併任書記    草野繁信君---------------------------------------  午前10時07分 開議 △日程第1 再開 ○議長(志賀季三郎君) これより、去る14日の会議に引き続いて本日の会議を開きます。 出席数は215名であります。定足数に達しております。 日程調整のため議会運営委員会を開催いたしますので、その間暫時休議いたします。  午前10時08分 休憩---------------------------------------  午前11時07分 開議 △議会運営委員長報告 ○議長(志賀季三郎君) 休議前に引き続き再開いたします。 この際議会運営委員長より、本日の議事日程について報告を求めます。180番。 ◆議会運営委員長(白土恵侯君) 〔登壇〕議会運営委員会の協議の結果について御報告を申し上げます。 本日の日程につきましては、お手元に配布いたしました日程表第6号のとおりと決したのでありますが、本日は諸般の事情等を考えまして日程第8までを行ない、日程第9より14までは明日にいたしたのであります。すなわち総務委員会に付託審査されました議案中、市長より撤回及び訂正の申し入れがありましたので、この件を日程第2としたのであります。 本件については審査過程において、市長より撤回の意志表示を受け、委員会もその趣旨妥当なるものと了承したものでありますので、市長の撤回説明後、質疑・討論を省略いたし、御了承いただくよう議長において御配慮の上運営されるよう願うことにいたしたのであります。 日程第3は、本定例会において付託審査中でありました各委員会の審議の経過及び結果についての委員長報告としたのであります。 本日報告いただきますのは、6常任委員長に14地区振興特別委員長及び共立病院特別委員長の計21委員長であります。 さらに少数意見の報告者は2名であります。少数意見報告者議会会議規則第101条により、所定の手続きをしておりますので、本日登壇の上報告を願うことになります。 以上報告者は少数意見の報告を含め、23名に及びますので、議会運営委員会委員長報告について、次の2点について御協力を願うことにしたのであります。 第1は、会議規則による留保権の成立、及び少数意見者の議会報告は「いわき」市議会発足以来はじめてのケースであります。 少数意見者の報告についての発言順序は、所管委員会において留保権の成立した委員会の委員長報告後、引き続いて報告を願うことにしたのであります。すなわち留保権が成立し、本日発言を求められておりますのは、総務委員会商工水産委員会であります。 すなわち少数意見者の報告は、総務委員長報告後220番村上武士君の登壇を願い、さらに商工水産委員長報告後204番小林周喜君に登壇いただくことにいたした次第であります。 第2は、日程第3終了後休議をいたし、各委員長、少数意見者の報告に対する質問について会議規則第50条、討論については第51条に従い休議中に所定の手続きをされるよういたしたのであります。 日程第4は、各委員長及び少数意見者の報告に対する質問を行なうことにしたのであります。発言順序については、通告に従い議長において御配慮いただくことにしたのであります。 さらにこの際、時間を効率的に運営するため、次の4点について委員長はじめ議員各位の御協力を願うことにしたのであります。 第1に、質問通告を受けている委員長は必らず登壇の上答弁願うことにしたのであります。 第2は、登壇した委員長は、質問が終了するまで演壇横の委員長席にて待機し答弁いただき、登壇する時間の浪費を省くことにしたのであります。 第3は、質問者は自席付近のマイクを使用して質問を願い、答弁終了まで自席にもどらないよう御協力を願うことにしたのであります。さらに答弁確認の意味も含めて、再質問は1回限り認めることにいたしました。 第4は、質問は委員会における審議の経過及びその結果についての内容に限られますので、市長及び理事者の答弁は極力避け、委員長より答弁願うことにしたのであります。 以上、質疑に対する運営について申し上げた次第でありますので、議長において議員各位におはかりの上、御協力賜わりますようお願い申し上げます。 日程第5において討論を行ないます。会議規則第51条第1項及び第2項に従い、討論順序につきましては、議長において御配慮願います。 日程第6で表決に入ることにしたのであります。 特に表決にあたりましては、本議会は委員会先議の方針のもとに、各委員会において十分審議いたしておりますので、討論を行なった議案を除き一括採決をいたし、起立による表決が最も望ましいとの意見の一致をみたのであります。 日程第7・第8は、議会関係人事に対する選挙案件であります。本案件については、すでに各地区振興特別委員会等において特に配慮されておるものでありますので、議員各位の御協力を賜わり、質疑・討論を省略いたし、議長指名者を起立により表決することが適切であるとの意見の一致をみたので、議長においておはかりを願いたいのであります。 以上本日の日程について、議会運営委員会の協議の結果についての御報告を申し上げましたが、議長においても議運の趣旨を十分に御理解賜わり、議事運営をされるようお願い申し上げますとともに、議員各位にも時節柄特段の御協力をお願いいたし、報告を終ります。 ○議長(志賀季三郎君) ただいまの議会運営委員長報告のとおり議事を進めることに御異議ありませんか。  〔204番「異議あり」と呼ぶ〕 ○議長(志賀季三郎君) 204番。 ◆204番(小林周喜君) ただいまの議会運営委員長の報告のなかで、一つだけお尋ねをしておきたいと思います。 それは、過日の総務委員会におきまして、議案第61号いわき市補助金等合理化委員会条例の制定について、この議案が本会議より委員会に付託されたのでありますが、委員会において当局が撤回された、この当局のやり方というものは政治責任の伴う行為であると考えるものであります。ところが先ほどの議会運営委員長の報告を聞いておりますと、議案の撤回及び訂正という行為は、当局に対する質疑を一切認めないという報告でございます。そういうことになりますと、本会議の名をもって常任委員会にこの議案を付託し、付託された委員会において今度は当局が撤回をしている。それを黙って認めるということでは、政治責任がうやむやになってしまう。議会の本質を尊重すべき本会議の付託事項であれば、委員会で撤回をするということは当局の黒星である。このことについては、質疑なり討論を認めてほしいと思う次第であります。 ○議長(志賀季三郎君) 257番。 ◆257番(新妻忠直君) ただいまの204番議員の質問に関連するわけでありますが、補助金等合理化条例の撤回及び訂正については、これは当然総務委員会に付託されまして、総務委員会の審議最中にこの問題が撤回というかたちになったわけでございます。したがってこれは当然、総務委員長から報告されるべきであり、その報告に基づいて質疑、討論が行なわれるべきであると考えますので、さよう取り計らわれますようお願いいたします。 ○議長(志賀季三郎君) 議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(白土恵侯君) 〔登壇〕議会運営委員会の結果につきまして、ただいま御意見がありましたけれども、その問題につきましては、たしかに市長の撤回要求というものに対しまして質疑を認めないということでありますけれども、これはやはり総務委員長の報告の過程において、その質疑がなされてしかるべきであると考えます。その撤回についてはやはり、そのままお認めをいただいて、なぜ撤回をしたのか、そういう状況については総務委員長に御質問をいただき、答弁をいただくことがよろしいかと思いますので、そのように御了解願いたいと思います。 ○議長(志賀季三郎君) 204番。 ◆204番(小林周喜君) はなはだ残念な答弁で私もがっかりしているわけでございます。 少なくとも議会運営の根幹を貫くためには、私どもは常任委員長の報告は常任委員長に答弁を求めるわけであります。 常任委員長の報告にまつわる問題について、当局の真意を伺がうことはできないのであります。特にこの件については、現在までの状況を勘案するに、当局は総務委員会の審議最中に撤回をしている事実でございます。この事実はいかに隠そうとも隠せないのであります。また総務委員長の報告のなかに審議の過程を通じて、この61号議案が当局より撤回をされた事実の証明がなければなりませんが、このことはいまだ報告をしていないということでございます。私は議事日程の第2に当局のこの撤回及び訂正の字句を入れることは、あまりにも当局をかばい過ぎる、議会本来の姿からは当然このような事項は必要ない、総務常任委員会のなかで撤回をしているのであるから、その報告だけでけっこうであり、あえてこのような便宜を与えることは議会の議決権と執行者の執行権とを混同していることである。私は常任委員長報告のなかにおいて、少なくとも当局の真意を疑うような質問をすることはできませんので、そのような運営はしていただきたくない、とかように考えます。 ○議長(志賀季三郎君) 暫時休議いたします。  午前11時25分 休憩---------------------------------------  午前11時55分 開議 ○議長(志賀季三郎君) 休議前に引き続き会議を開きます。 議会運営委員長の報告を求めます。 ◆議会運営委員長(白土恵侯君) 〔登壇〕議会連営委員会の結果について御報告申し上げます。 先ほどの議会運営委員長の報告について、とくに日程第2の市長よりの議案の撤回及び訂正については、議員各位から異議の申し立てがありましたので、再度議運を開いていただきまして議会の運営に対する方法を検討いたしたのであります。 議運といたしましては、すでに総務委員会において、この問題については十分に審議され、その上で市長から撤回及び訂正の表明がありまして、これを了承したものと考え、総務委員会の了承事項を尊重いたしまして、委員長の報告といたしたのであります。しかし議会全体の意思としては、やはり議会に上程をされました以上は、本会議で撤回とする以外には方法はないのでありますから、当然本会議において市長より撤回並びに訂正の申し入れを受け、これに対する質疑は当然認めるべきであるとの見解に達したのであります。よって日程第2における市長の撤回及び訂正にあたりましては休議をいただき、その間におきまして会議規則第51条の規定により質問の通告を受け、これを取り扱うような見解に達したのであります。何と申しましても330人をかかえるマンモス議会であります。この議会の運営にあたっては、私どもは公平無私の考えをもって、議員の皆さまの心を心として運営しておりますけれども、まだこのケースというものはいろいろと問題があるわけでございます。このような問題につきましては、旧各市町村の議会の運営につきまして、いろいろと違った点がありますので、今後このような問題を私どもは大いに検討を加えまして、来たる3月定例会には皆さまの御期待に添うような努力をしたいと思います。 本日皆さま方に御心配をおかけいたしましたことについては、まことに申しわけなく思っておりますが、今後の議会運営には、皆さま方の一そうの御協力をいただきまして議会運営委員長の報告といたします。  〔「了承」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 257番。 ◆257番(新妻忠直君) 私は不勉強で、よく議会のルールをつまびらかにいたしませんが、時期的に考えまして、市長が議案を提出され、議会に上程され、その過程は私ごとでいえば、相談事があるからひとつ御親戚の方々のお集まりをいただきたいということで、相談を持ちかけたと同様、そのことを委員会に付託し、審議をした結果、それは撤回した方がよいということで撤回をした。こういうことがはたしてあってよいのかどうか、私は議案というものは少なくとも市長が政治的な責任のある立場で提案され、それを撤回できないものと考えるが、議事規則のなかでは一体どうなっているのか、事務局のほうから説明をしてもらいたい。これは会議規則の第19条で会議の議題となった事件を撤回し、または訂正しようとするときは議会の承認を要するとあります。さらにまた、これは当然のことでありますが、第38条には付託事件を委員会に付託するときには、その審査または調査の終了をまって議題とする。かりそめにも本会議に上程され、それを付託されております。それが委員長の報告なしに市長から撤回の申し出があったという場合において、議会はこれに応じてよいかどうか、これを会議に上程してよいかどうか、その点を事務局のほうから御説明願いたい。
    ○議長(志賀季三郎君) 事務局長。 ◎事務局長(遠藤定雄君) 〔登壇〕ただいまの御質問でございますが、たしかに議事規則によりまして、撤回をする際には議会の承認を受けなければできないということでございますのて、この件を日程に入れたわけでございます。  〔「そのとおり」「議事進行」「38条の関係」等々と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 241番。 ◆241番(大和田実君) 241番でございます。 ただいまの前議員の質問は、出された議案というものが議題となる時期は、議案が委員会の調査や審査が終了して議題となるものであって、さらに19条の関係から議題になったものを撤回するには議会の同意を必要とする。議題にならない前のものは、議案というべき性格のものではない。委員会の終了を待たずして、その議案を撤回できるかどうかについての事務局の判断をお聞かせ願いたい。 ○議長(志賀季三郎君) 事務局長。 ◎事務局長(遠藤定雄君) 〔登壇〕御回答申し上げます。 ただいまの御意見でございますが、私どもの取り扱いといたしましては、このように取り扱うほかに方法がない。当然にこう扱うのがよいのではないかということで、日程に入れたわけでございます。 ○議長(志賀季三郎君) 241番。 ◆241番(大和田実君) その取り扱いを聞いているのではない。 とううことは、議題にならないものを撤回してもよいのかどうか。解釈を聞いているのです。  〔「38条の解釈を示せ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 事務局長。 ◎事務局長(遠藤定雄君) なお、議事課長からのちほど説明をさせますが、いまの議題にならないという解釈の問題であります。 一応私どもは議題になったものと考えております。  〔「そのとおり」議事進行等々と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 244番。 ◆244番(志賀伝吉君) 簡単にお聞きいたします。 議案というものは、議事規則によって委員会の審議をまって議題となる。その前は議題にならない。ところが議題になったものを撤回するときには、議会の了承を得る以外に訂正、撤回はないので、議案中はできないと考える。 委員会の審査、調査を逸脱して議案の撒回は可能かどうかの回答をしていただきたい。 ○議長(志賀季三郎君) 議事課長。 ◎議事課長(永山巌君) 〔登壇〕ただいまの御質問に対してお答えいたします。 第19条の関係は、事件の撤回または訂正、動議の撤回等で、この場合は、動議の撤回は省略いたしますけれども、会議の議題と申しますのは過日の本会議で議題にいたし、質疑のあと委員会に付託したという段階で会議の議題となっております。したがいましてその関係で、常任委員会審議過程におきまして執行部のほうから撤回をいたしたいという申し入れがありましてその申し出に対して委員会は了承したという段階で審議は打ち切られております。 したがってその段階において本会議に戻らざるを得ない、議会の議題とせざるを得ないということでございます。 それから38条の関係は、一般的な関係をいっておりまして、19条の関係とは取り扱いが逆になるわけであります。この取り扱いとしては、委員長報告を前提として議会は可否を決定するということになっているのであります。 したがって、この19条の関係で議会の可否を決定する以外に方法はないということでございます。 ○議長(志賀季三郎君) おはかりいたします。 ただいまの議会運営委員長の報告に沿って議事を進めることに異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって今後の議事はただいまの線に沿って進みたいと思いますので、御協力お願いいたします。 本日の議事は、お手もとに配布いたしました議事日程第6号のうち委員長報告のとおり進めます。--------------------------------------- △日程第2 議案の撤回及び訂正 ○議長(志賀季三郎君) 日程第2、議案の撤回及び訂正の件を議題といたします。 去る15日の総務委員会において、付託議案の審査中において、提出者より議案第61号について撤回、議案第52号については訂正の申し入れがあり、その前提に沿って審査を終了した旨報告がありました。 12月17日付けにて、議長あてに議案第61号いわき市補助金等合理化委員会条例の制定については撤回及び議案第52号いわき市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の改正については訂正と、それぞれ申し出がありました。 会議規則第19条の規定により会議の議題となった事件を撤回し、修正しようとするときには議会の承認を求めることになっております。この際、撤回及び修正に関する理由について提案者より説明を求めます。市長。 ◎市長(大和田弥一君) 〔登壇〕議案第61号いわき市補助金等合理化委員会条例につきましては、直ちにその効果を発揮することがなかなか困難であるという見通しがつきましたのて撒回いたす次第でございます。 なお、議案第52号のいわき市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の制定につきましては、いわき市補助金等合理化条例の撤回に伴いまして、別表第1のうち補助金等合理化委員会委員の分を削除し、訂正しようとするものでございます。よろしく御承認方をお願いする次第でございます。 ○議長(志賀季三郎君) ここで昼食のため暫時休議いたします。 なお、ただいまの議案の撤回及び訂正についての質問通告は、休議中12時50分まで提出願います。再開は午後1時といたします。  午後0時14分 休憩---------------------------------------  午後1時5分 開議 △中山春吉君 質疑 ○議長(志賀季三郎君) 休議前に引き続き会議を開きます。休議前における市長の議案撤回に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。203番。 ◆203番(中山春吉君) ただいまから、議案第61号に対する市長の撤回の理由について、質問をいたすものであります。市長はこの61号議案を本会議に提案する場合には相当必要であり、重大性を有するものであると強調されて出されておったものであります。 しかし、本日の本会議において、この議案を撤回したい旨の理由は、提案するときの理由とは全く手のひらを変えた説明がなされております。私が聞くところによりますと、付託されました総務委員会の中でも、相当に議論がなされ、その議論の中で市長は、撤回の腹を固められたと聞いております。 私自身、この61号議案に対しては、相当に疑問を持っておりましたが、私の疑問としていたことは、今日明白になったわけであります。あなたが議案を提出し、そして同じ本会議において、それを撤回するという失態は、大和田施政の一大黒星であると云わなければならんと思う。これは市長、あなた自身が、各地区の民情、条件を全く考慮に入れないで議案を提案したところに、今日このような重大失態を招いた要因があると考えられるのであります。 市長、あなたは、この広域行政の推進と合併に対して、具体的なビジョンをもっているのかどうか。私これから各般にわたって質問をすれば、相当に時間を要しますので、これは次回に控え、定例会の中でただしたいと思いますが、市長、あなたの政治の相手は一体どこにおいているのか。これは今回の議会でもすでに明らかなように中央集権政治であると考えられるのであります。各地区の事情を考慮に入れないことは、あなたのその政治は、やはり官僚政治に過ぎないと思います。 市長あなたは、この議案を議会に提案し、いままた撤回を提案されております。あなたの政治信念は一体どこにあるのか、あなたの政治責任はどうとろうとしているのか。その点を具体的に説明していただきたい。市長の説明いかんによっては、再質問することをお願いして質問を終ります。 ○議長(志賀季三郎君) 市長。 ◎市長(大和田弥一君) 〔登壇〕中山議員にお答えいたします。 今回、撤回の承認を求めた議案第61号いわき市補助金等合理化委員会条例の制定については私から先ほど撤回の理由で申し上げましたように、これは時限立法でございます。 実は、この委員会を設置し、その活動によって、その方針を示していただいて、この結論を資料として予算を編成いたしたいと考えておったのであります。この審議する内容は、非常に多岐多様でございます。これを通じて結論を出すということは、いろいろ諸般の事情を考慮して困難であるということを認識いたしまして、撤回をいたしたいと考えたのであります。 ただいま中山議員からのお話の中に、このこと自体が、一つの条例をつくるにあたって、合併条件を無視してこの条例を提案しているのではないかということでありますが、そういう考えは絶対ございません。 合併の条件は、確実に守っていくということが私の信念であります。ただその間にいろいろ諸般の条件の中で最も合理的に処理していくということが、私の責任であると考えるのであります。そういう前提のもとに、今後とも進みたいと考えるのであります。以上お答え申し上げます。 ○議長(志賀季三郎君) 203番。 ◆203番(中山春吉君) 私はただいまの市長の抽象的な答弁では納得できません。 ただいまの説明によりますと、3月31日までの時限立法で、新年度予算を組む場合に、その意見をとってやりたいと思ったと云っております。大和田市長は過去2年有余、合併協の会長をやっておられました。合併後3ヵ月でこの議案を上程して、審議し、可決されることが困難であるかどうかは、すでに承知していたはずでないかと私は考えます。 議案を提出し、それを検討した結果、これは困難であるからということで、簡単に撤回するということになりますと、ますます大和田市長の政治信念というものは、疑わざるを得なくなるのであります。 そういう点にたって、市長は、あなたの政治信念と政治責任を明らかにすべきであると考えるものであります。これは単に私一人に対することではありません。333人の議員の方々に対する答えであり、33万市民に対するあなたの答えでなければならないと私は考えるのであります。そういう点で、いま少しく具体的にその答弁をされるよう希望して質問を終ります。 ○議長(志賀季三郎君) 市長。 ◎市長(大和田弥一君) 〔登壇〕お答えいたします。具体的に示せと申されましても、ただいま私が申し上げることに尽きるのであります。その点を十分全議員の方々に御了解願いたいと思います。  〔「了解」「陳謝しなさい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) おはかりいたします。 議案の撤回及び訂正について、これを承認することに賛成の方の起立を求めます。  〔賛成者 起立〕 ○議長(志賀季三郎君) 起立多数。よって議案第61号については撤回及び第62号については、訂正とそれぞれ承認することに決しました。--------------------------------------- △日程第3 委員長報告 △厚生常任委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 日程に従い議事を進めます。日程第3、委員長報告を求めます。 去る12月10日の本会議において各委員会に付託いたしました各案件の審査結果についての報告を求めます。 先ず厚生委員長より御報告願います。285番根本正君。 ◆厚生常任委員長(根本正君) 〔登壇〕(拍手)厚生委員会の御報告を申し上げます。 本会議より厚生委員会に付託されました案件は、予算案2件、条例改正1件、合計3件でございます。これらの案件について、去る16日午前10時より当市民会館の大会議室において、出席委員38名、当局からは市長はじめ、関係所管課長その他の出席を求めまして、慎重審査をいたしたのであります。 まず議案第1号、昭和41年度いわき市一般会計予算のうち、共通経費の才出第3款民生費、第4款衛生費について申し上げます。民生費につきましては、経常経費を計上したものでございまして、この中の報酬に関連いたしまして、民生委員推選委員はいつ決めるのかという質問がございました。この質問に対しまして、当局より「民生委員法の第8条第2項の規定によりまして、七つの階層より、それぞれ2名ずつ合計14名、これは市長が委嘱することになっております。これを早急に委嘱すべく目下準備中である」という説明があり、これを了承いたしました。 次に社会福祉費の中で「いわき市福祉協議会の助成金が15万円ございますが、これだけの金額では、広域都市における福祉事業の活発化が期待できるか」という質問があったのであります。「この協議会は、各地区にあります社会福祉協議会の連絡調整のための機関で、各地区協議会に対しましては、地区予算において、相当額が計上されている」との答弁があり、なおこれに対し「民間福祉事業の育成指導については、十分留意されたい」という要望をそえて、この質問を終ったのであります。 次に衛生費について申し上げます。衛生費のうち、公害対策費85,000円については、市長から「公害防止対策というものは、当市としてまことに重要な施策の一つであり、今後とも熱意をもって対処したいと思う。公害防止のための具体策を講ずるために、市内各階層の御協力を得て公害防止対策審議会を設置し、当市として方向付けを決定したい。それについては、相当額の予算化を必要とすることになる」という説明があったのであります。 委員会はこれを了といたしまして、議案第1号の民生費、衛生費については、委員会は原案のとおり可決すべきであると決定いたしたわけでございます。 次に議案第2号、昭和41年度いわき市国民健康保険事業特別会計予算でございますが、その中の共通経費歳入歳出についてであります。この歳入は、旧14市町村が、国庫より財政調整金として交付されるものを合併協議会において決定されたとおり、358万3,000円を見込んでおります。歳出におきましては、同額を経常経費として計上いたしたのであります。 そのうち主なるものを申し上げますと、印刷製本費として195万8,000円でございますが、これは11月の臨時会、今回の定例会、さらに翌年3月の定例会に提案いたしまする議案書の印刷製本に関する費用でございます。これについても、原案のとおり可決することに決定いたしました。 さらに議案第74号、いわき市国民健康保険税条例の改正についてでありますが、これは小川地区の税の納入期間を改正せんとするものでありまして、これも原案のとおり可決することに決定いたしたのであります。 以上をもって当委員会に付託されました案件の審議の結果並びに経過についての報告を終ります。 なお、この際市当局にあわせて申し上げたいことがございます。委員会等の答弁に立つ関係各位は、提出案件の質疑に対しては、的確にして十分なる説明回答ができますよう、一そうの御努力をされますよう、そして運営に協力されるよう望んでやみません。--------------------------------------- △農林常任委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 続いて農林常任委員長の報告を願います。57番、吉田正君。 ◆農林常任委員長(吉田正君) 〔登壇〕(拍手)農林常任委員長の報告をいたします。 本委員会は去る15日午前10時より、出席議員41名により、市民会館大会議室において開会いたしたのであります。付託されました案件は、議案第1号昭和41年度いわき市一般会計予算共通経費歳出中、第6款農林水産業費のうち、第1項農業費、第2項林業費の2項でございます。 審議にあたりましてほ、市長はじめ、関係所管課長、係長の出席を求め、慎重に審議いたしたのであります。 当委員会としては、予算計上が的確なものであるかどうか、効果的執行を期することができるかどうかに重点をおいて審議を進めたのであります。しかし、いずれも、新市発足のための年度途中における新規編成等によってきたる本予算の特殊性と、さらに共通経費による財源確保ということを勘案いたしまして、現時点において、妥当なる計上であると認められましたのて原案通り可決することに決したのてあります。 なおこの際付言いたしたいと思いますが、過般来の一般質問の過程の中で、本市の農業振興問題が大きくとりあげられましたが、当委員会としても、この対策樹立のために、十分考慮すべきであるし、広域農政推進にあたっての、農業委員会の各地区間の連絡、強化についても十分検討を要するものであろうと意見をそえたのてあります。 これに対し市長から、「全体的農業振興計画の樹立を急ぎ、あわせて農業委員会の連絡調整のためのセクションを設けたい」という回答があり、なお「農業振興計画の樹立にあたっては、関係機関の意見を十二分に体して策定したい」という表明があったのであります。この点特に付言いたしまして、本委員会の報告を終ります。--------------------------------------- △商工水産常任委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 統いて、商工水産常任委員長の報告を求めます。231番、吉田利治君。 ◆商工水産常任委員長(吉田利治君) 〔登壇〕(拍手)本定例会において、商工水産委員会に付託になりました案件の審査の経過とその結果について御報告申し上げます。 委員会は、12月17日午前10時より、委員52名により、市長並びに関係主幹、関係課長係長の出席のもとに、平支所元議場において開会いたしたのであります。 付託になりましたのは、議案第1号昭和41年度いわき市一般会計予算、第1表歳入歳出共通経費中第6款農林水産業費第3項水産業費、第7款商工費でありますが、予算に関する説明書によって、報告を進めていきたいと思います。 説明書の34ぺージ、款6農林水産業費のうち、項3水産業費でございますが、目の水産業総務費で30万3,000円、目の3で漁港費7万3,000円、トータルで37万6,000円であります。節の3職員手当の24万円は、本庁職員の通勤、超過勤務、管理職等の手当であり、9節の旅費は主に管内出張の普通旅費であります。18節備品購入費の9,000円は、法令書の購入費用であります。 次に漁港費にいきまして、9旅費5万円は普通旅費でありますが、国及び県等の普通旅費、いわゆる連絡のための旅費でございます。 次に商工費で138万7,000円計上されておりますが、この中で特に問題になりましたのは、節の2、給料で50万1,000円の内容についてでございます。これは一般職員2人分でございますが、職員の給料を共通経費で計上することは、合併協の協定に反するのではないかという論議がなされたのでありますが、これに対して、この1人の職員は計量検査技師でありまして、従来、旧平市におりましたものを、新市の発足に伴いまして、新市がその吏員を引受ける結果になったのであります。そのために、旧平市において業務執行を行っておりました沢田技師の給料を共通経費の中に計上したという答弁がなされたのであります。商工振興費、観光費ともに合計いたしますと、150万4,000円でございますが、この予算内容につきましては、先ほど申し上げました問題点のほかは、格別な質疑がなかつたのであります。 この予算措置に関連して、水産業振興対策並びに行政指導について、さらに観光行政のあり方について、具体的な質疑等が交わされまして、採決に至ったわけでございます。結局は賛成多数と認め、委員会はいずれも原案のとおり可決決定いたした次第でございます。なお本件につきましては、少数意見の留保が成立いたしましたので、のちほど代表者の小林委員より、その発表がございますことをあわせて御報告申し上げます。以上です。--------------------------------------- △少数意見 報告 ○議長(志賀季三郎君) なお、商工水産委員会において少数意見が保留されておりますのでその報告を求めます。204番。 ◆204番(小林周喜君) 〔登壇〕(拍手)商工水産常任委員会において、留保した少数意見について御報告申し上げます。 意見の分岐をみました論点と問題点は、商工費中給料において、共通経費による50万1,000円の計上がみられる点でございます。 これは合併協議会における協定事項の基本点、すなわち職員の給料は地区予算により賄うとの決定事項に違反するものであり、ひいては、財政経過措置設定の根本理念をもくつがえすものと思考されるところにあるのであります。 計上額そのものは、きわめて些少でありますが、当局のいう該当職員は計量検査技師職員という特殊性を勘案したという答弁でありましたけれども、きわめて論拠が薄弱であり、妥当性は認められないのであります。たとえに、大堤も蟻の一穴から崩壊するとあります。かかる措置が経過措置運用上最適のものであるということは、われわれは認めるわけにはいかないのであります。このような原則的な設定を当局が安易に無視するということは、とうてい容認するわけにまいりません。 ここに少数意見を留保したゆえんのものが存するのであります。慎重に考慮されまして、表決権の行使をされますようお願いを申し上げまして、少数意見留保の発表を終りたいと思います。--------------------------------------- △建設常任委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 次に建設常任委員長の報告を願います。201番、鈴木栄君。 ◆建設常任委員長(鈴木栄君) 〔登壇〕(拍手)建設常任委員長報告を行います。 建設常任委員会に付託になりました各案件の審議の結果について御報告を申し上げます。 当委員会は去る16日、午前10時より平支所元議場において、委員48名出席のもとに、市長以下関係理事者の出席を求め、慎重なる審議を行ったのであります。 まず議案第1号、昭和41年度いわき市一般会計予算、共通経費にかかわる歳出中、第5款労働費及び第8款土木費でございますが、本予算はいずれも、主に本庁職員に対する経費の計上のみであります。本件については、経過措置期間の特殊性、さらには本市財政事情を考慮したとき、やむを得ざる予算措置であると認められたのであります。本件審議の過程において特に合併協財政企画委員会の申し合わせ事項になっている新市建設マスタープランの作成にあたっては、専門審議委員会等の設置をすることになっていることについて、この具体策を早急に進められるよう、特に要望を付し、原案のとおり可決することに決したのであります。 次に議案第7号、昭和41年度いわき市平水道事業会計予算中共通経費にかかわる歳入歳出予算については、資本的支出において、車輌運搬具自動車購入費用として、125万を見込んていることが問題となったのであります。これは広範囲にわたる水道事業の運営上、機動性を十二分に発揮させるという意図はわかるのでありますが、財政ひっ迫の現時点においては、各支所の現有車の引上げも十分に検討し、経費節減をすべきであると思考されるとの意見もあったのであります。しかし現況かゝる折、新車購入もやむを得ないとの意見の一致を見、本案についても原案のとおり可決いたしました。 次に議案第59号、いわき市水道企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の改正について及び議案第65号いわき市水道事業管理者の給与及び旅費に関する条例の制定について、この2条例案については、内容いずれも妥当なるものと意見の一致をみ、原案のとおり可決することに決したのであります。 以上で当委員会に付託になりました各案件の審議結果の報告を終ります。--------------------------------------- △文教常任委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 次に文教常任委員長の報告を求めます。304番、松本庫造君。 ◆文教常任委員長(松本庫造君) 〔登壇〕(拍手)去る12月10日の本会議において、文教委員会に付託されました議案第1号、昭和41年度いわき市一般会計予算共通経費歳出中、10款教育費及び陳情第1号、福島県中学校総合体育大会経費拠出方についての2案件を審議するため、12月17日午前10時より平市民会館会議室において、市長及び教育委員長、教育長並びに関係各課長の出席を求め委員会を開会いたしたのであります。 その審議の経過並びに結果について、御報告申し上げます。 議案第1号の教育総務費については、教育委員会委員の報酬、運営費及び事務局職員の人件費とからなっています。 次に社会教育費については、社会教育の活動費用と、事務局職員の人件費とからなっております。次に、保健体育費については、事務局職員の人件費、物件費及び体育奨励補助金等でありまして、これらの内容につきまして、各委員から質問がございました。慎重審議の結果、いずれも満場一致可決いたしたのであります。 なお180番白土議員はじめ、14地区各議員より、42年度予算確保方について要望意見が出され、文教委員会といたしまして、市長に対して、次の点について要望することに決定いたしたのであります。 まず第1点といたしましては、昭和39年度教育予算の1.5倍の予算確保についてであります。端的に申し上げますと、教育予算は一般的に地区財政の圧迫を受けつつある現状にあるからであります。この実態面を申し上げますと、学校校舎の老朽化、屋内運動場、プール等の体育施設の不備、特殊教育、理科振興関係の教具、教材の不備、給食設備の不足、社会教育施設の貧困、不備というのが現状であります。需要費、営繕費等において父兄の負担が増大している今日、これを軽減するための解決策としては、各支所財政課において、十分なる財政措置を必要とするので、市長においても特に配慮してほしいということであります。 第2点といたしましては、学校警備員の確保と、賃金の再検討についてであります。この警備員の不足ということは、火災予防上、危険きわまりないので、市長の早急の配慮と予算措置の必要があると思われます。 第3点は、防火施設の予算確保方についてですが、火災報知機、漏電警報機等を早急に施設することが必要でありまして、41年度にできなかった地区に対しては、42年度中に全部整備が完了するように、各支所に対して万全なる措置を行うよう、市長において配慮されたいということであります。 第4点といたしましては、学校教育及び保健体育のための大会等に、父兄の負担なしに参加できるように、予算化に万全を期されたいということであります。これは教育委員会を通じ、市長が命令することになると思いますので、十分の配慮を願いたいと思います。 第5点については、旅費確保の措置についてであります。学校施設については、管内に129校があって施設の改善、統合校の建設についても、いくたの起債等確保のために出県陳情、中央折衝が多くなることは申すまでもないのであります。旅費の増額計上については、特に市長の配慮をお願いしたいということであります。 次に陳情第1号について申し上げます。これは県中学校総合体育大会が、当「いわき」市において開催されますので、その経費115万のうち県負担70万、これに対し「いわき」市の分担金45万円について補助をされたいということであります。当委員会としましては、当局において陳情の趣旨を理解して、善処するようにしたいという確約めいたものがありましたのでこれを採択することに決定いたしました。 なお「いわき学生寮」について、寮員の選考、寮の管理、運営、これらの問題で委員会から質問があったのであります。「いわき学生寮」は東京都杉並区方南町321番地にあり、これは旧管理市町村から新市に引継きがあったのであります。これは当然、教育委員会の自主的な運営管理をすべきであると、文教委員会として要請いたしたのであります。これもこの際、加えて御報告申し上げます。 さらに2番目として、越境入学についてであります。「学校差によることもあろうが、広域行政一体化の感覚からすれば、大いに地理的理由によるものではないかと思われるので、児童の交通安全対策の面からも、是正すべきてあろうと思われるので、この点はどうか。」という質問があったのであります。これに対し、当局から「十分なる具体案をもって対処するために特に教育委員会を中心として、専門委員会をもって十分検討したい」という回答があったのであります。文教委員会としては、この是正対策を強く要望してこれを了承いたしたのであります。以上をもちまして文教委員会の審議の結果の報告を終ります。長時間の御清聴を感謝いたします。--------------------------------------- △総務常任委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(西山一男君) 〔登壇〕(拍手)去る12月10日本会議より付託されました案件につきまして、15日10時半、平支所元議場におきまして、委員58名中46名、執行部より、市長以下関係主幹の出席のもとに総務委員会を開催いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 当委員会に付託されました案件は、予算案及び条例関係9件でございますが、まず予算関係から御報告申し上げます。 共通経費の歳入1億3,203万円につきましては、11月臨時市議会におきまして、審議いたしました分を含めました財源でありまして、このためさしたる問題はありませんでした。歳入全款につきましては、承認することに決定いたしたのであります。 次に歳出の第1款議会費でありますが、これもさしたる問題はありませんでしたので、原案のとおり承認することに決定することにいたしました。 第2款総務費は、総体的には市長以下の人件費及び物件費の必要経費でありますが、1項総務管理費中1目交際費につきましては、各支所への割当額、そういったものは、タッチゾーン期間中は、各支所の特殊性を十分考慮されるよう要請をいたします。 第13目の諸費を除いては、さしたる問題はありませんでしたので、原案のとおり承認することに決定をいたしました。第13目諸費348万3,000円は、来春に予定されまする新市発足の祝賀式典の予算であります。執行部の考え方といたしまして33万市民こぞって参加し、大「いわき」市の発足にふさわしい記念行事とするために、有識者をもって実行委員会を設けて実施していきたいという意向でありましたが、各委員から合併後、いまだ日が浅く市民の間には合併そのものにも懸念をいだくものさえあり、かつまた苦しい財源のなかでかかる行事はさしひかえるべきである。もしそういう財源があるとするならば、教育予算等に回すべきであるとの意見と、原案に賛成するが、特定な人たちだけの特定な祝賀に終ることなく、33万市民が等しく喜びを分かちあえるような内容にすべきであるという意見に分かれ採決の結果、賛成多数で原案のとおり承認することに決定をみた次第であります。 しかしながら、会議規則第101条の規定に従い、220番村上武士君の少数意見の留保があることを、あわせて御報告申し上げておきます。 第9款消防費、第12款公債費、第14款はいずれもさしたる問題はありませんでしたので、原案のとおり承認することに決定いたしました。 次は条例案件でありますが、まず議案第52号いわき市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の改正については、先ほど市長側から撤回されました60号、61号と関連いたしましたので、後ほど御報告申し上げたいと考えております。 議案第53号いわき市部設置条例の改正については、従来の部設置条例のなかに第2条建設部中に港湾、漁港等を挿入するものであり、議案第54号いわき市税条例の改正については、分離課税に伴う条例の改正でありますので、いずれも原案のとおり承認することに決定いたしました。 次は議案第58号いわき市消防本部及び消防署設置条例の一部を改正する条例の改正については、事務の変更に伴う改正でありますので、これも原案のとおり承認することに決定をいたしました。 議案第60号いわき市特別職報酬等審議会条例の制定でありますが、合併協の決議であるタッチゾーン期間中は、従来どおりであるという考え方と同時に特に市民世論の面からも、このような審議会条例は、なお時期尚早であるとの意見と、べースアップ等によって生じてくるであろう一般職と特別職のアンバランスを是正するためにはやむを得ないとの意見に分かれ、採決の結果、賛成多数て原案のとおり承認することに決定をいたしました。 議案第61号は、先ほど本議場において撤回が承認されておりますが、当委員会といたしましては、審議中におきまして執行部より撤回の申し出がありますので、審議をうちきっております。したがって議案第52号は別紙のうち補助金等合理化委員会等を削除いたしまして、他は原案のとおり承認することに決定をいたしました。 議案第66号いわき市公営企業の重要な資産の取得及び処分に関する条例の制定についての条例案は、地方公営企業法第33条第2項の規定により、制定せんとするものであり、議案第67号いわき市公営企業設置条例の改正については、字句の修正等でありまするので、いずれも問題なく原案のとおり承認することに決定をいたしました。 議案第68号いわき市職員の特殊勤務手当に関する条例の改正については、11月臨時議会におきまして協議されました専決第24号の改正でありますが、これらの職員給与に関する条例の是正にあわせて修正されることになっておりますので、そのことを前提といたしまして原案のとおり承認することに決定をいたしました。 以上、はなはだ簡単でございますが、総務委員会に付託されました案件の審議の結果並びに経過についての報告といたします。--------------------------------------- △村上武士君 少数意見報告 ○議長(志賀季三郎君) なお総務常任委員会において少数意見が留保されておりますので、その報告を求めます。22番村上武士君。 ◆220番(村上武士君) 〔登壇〕(拍手)ただいま常任委員長より報告のあったとおり、昭和41年度一般会計予算の共通経費の原案について、反対する議員の少数意見の留保をお認め願い、その代表としてここに反対意見をお伝えてきますことは、議員各位の配慮によるものと深く感謝をいたすものであります。 まず昭和41年度のいわき市一般会計予算共通経費中款の2総務管理費の目、諸費の348万3,000円の合併祝賀式典挙行のための予算計上額は7つの反対理由から、私はこの原案について反対を申し上げたいと思う次第であります。 まず第1点として、この合併記念祝賀式挙行の行事内容が全くこの説明の中で具体性を欠いているという点であります。 2番目としては、この委員会の説明の中で、市民全体のお祝と言いながら、その実態は旧市町村役職員、県会議員、市会議員等の特定を対象としたもので、そういうような特定を対象とする記念行事というものは、政治不信に一そう拍車をかけるような結果になると考えざるを得ないのであります。 3番目といたしましては、合併時点と現在とては、合併に対する住民の批判が強まってまいりました。合併をおめでたいという形で祝賀をする気分になっていないじゃないかというふうに考えているわけであります。したがって議員の参加というような記念行事であり、表彰される役職員及び議員からも、この表彰を辞退するというようなことも、現実には出てくる可能性もあるのではないかと考えた点であります。 4番目といたしましては、現在地方自治体並びに議会に対する批判というものが、マスコミを中心に非常にもり上ってまいっております。当「いわき」市のマンモス議会は、あるいは気の遠くなるような広域行政に対しても、辛らつな批判というものがおきているのであります。 5番目といたしましては、財政的に申しましても、過日の本会議で市長が言明しているように、現在の新市の財政は、十分相整わないような動脈硬化の状態が続いております。 特に昭和42年の予算編成におきましては、各地区ともその編成に非常に大きな問題点があるように、私は判断しておりますし、しかもその解決方法として市長は、消費的経費の合理化をはかるのだといっております。 消費的経費の最たるものは、かかる祝典で要する飲み食いの経費ではないかと私は考えております。したがって、ここで是正し始めていかなければ、市長の言うようなことは、全く口と腹で違うことになるのではないかと思う。したがって、そういうなりゆきに対する世論は、非常に注意深くその問題について注視していると判断をいたします。 次に第6点としては、どうしてもこのような祝典をやりたいということであるならば、タッチゾーン期間終了後、新市の一体化の基本というものが緒につく段階でやるべきであると考えます。 最後にこの諸費の348万3,000円では、足りない場合、予備費の700万円からこの不足を充当したいということを説明しております。 一方では財政難のおりからタッチゾーンの期間の短縮もやむを得ないというようなことを市長は言いながら、こうしたことを多額の金をもって行なうということについては、私としては市長の考え方が理解できないのであります。 以上のような反対理由から、この諸費の348万3,000円を教育費なり、または予備費に組みかえをいたしまして、どうしても記念行事をやりたいというのであれば、小学校、中学校の児童生徒に対して記念品を贈ることが、一番、地域の実情からいっても望ましいと考えたわけであります。 したがいまして歳入、歳出ともに原案に支障なくワク内の組みかえによって、その計画は可能でありますので、そのような行事は内容のある行事を行なうということで、この原案について修正をしていただくために、ここに本案に対し反対をいたす次第でございます。 どうか議員各位には、昭和42年度予算編成がきわめて容易ならざる事態になっていることを考慮されたいと思うのであります。共通経費についても補てんの確証が、現在まで得られないというような悲観的情勢のなかで、その行事内容の問題のなかで、市長が原案のとおりの行事の内容でやるということになれば、非常に問題がありますし、もちろんいろいろの不評をかう問題です。本議会の問題についても、私が御報告申し上げますような内容で、議会が姿勢を正すことが、現時点では正しいのではないかというふうに考えておりますので、討論の際にこの原案に対する反対の趣旨に御協賛下さるようにお願い申し上げまして報告にかえたいと思います。--------------------------------------- △共立病院運営特別副委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 共立病院運営特別委員会副委員長の報告を求めます。副委員長1番大滝誠志君。 ◆共立病院運営特別副委員長(大滝誠志君) 〔登壇〕(拍手)共立病院運営特別委員会の御報告を申し上げます。 本特別委員会に付託されました議案の審議の経過並びに結果について申し上げます。本特別委員会に付託されました議案は議案第50号昭和41年度いわき市磐城共立病院事業会計予算について、議案第69号いわき市磐城共立病院の業務の状況を説明する書類の作成に関する条例の改正について以上の2点でございます。 本特別委員会は、12月19日午前10時より共立病院宿舎において長瀬彰義委員長、野崎貞行委員両氏の欠席のほか、全員出席いたしまして、病院側からは畠山院長、高木事務局長、当局から関係主幹並びに各関係の課長の出席を求め、慎重審議いたした次第でございます。結果はいづれも適切なる予算の措置であり、条例案と認めまして原案のとおり可決すべきものであると決した次第でございます。以上御報告申し上げます。--------------------------------------- △好間地区振興特別委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 次に各地区振興特別委員会委員長の報告を求めます。まず好間地区振興特別委員会委員長、1番大滝誠志君。 ◆好間地区振興特別委員長大滝誠志君) 〔登壇〕(拍手)好間地区振の報告を申し上げます。 本委員会に付託されました議案の審査の経過並びに結果について御報告いたします。本委員会に付託されました議案は、議案第1号いわき市好間地区一般会計予算、議案第2号いわき市好間地区国民健康保険事業特別会計予算、議案第41号昭和41年度いわき市国民健康保険好間病院特別会計予算、議案第42号昭和41年度いわき市好間水道事業特別会計予算。以上の4件でございます。 地区振は12月20日午前10時より、旧好間地区の議場におきまして開催いたしました。 その経過につきまして申し上げます。第1号一般会計、第2号国民健康保険事業予算につきましては、賛成多数をもって原案のとおり決するものと決定いたしました。議案第41号好間病院の会計予算、42号好間水道事業予算につきましても、満場一致原案どおり可決すべきものと決定いたした次第でございます。以上御報告申し上げます。--------------------------------------- △久の浜地区振興特別委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 久の浜地区振興特別委員会委員長40番橋本宇三郎君。 ◆久之浜地区振興特別委員長橋本宇三郎君) 〔登壇〕(拍手)久の浜地区振興委員長の報告をいたします。 去る12月10日の本定例会において、久の浜地区振興特別委員会に付託されました議案第1号昭和41年度いわき市一般会計予算、議案第2号昭和41年度いわき市国民健康保険事業特別会計予算、議案第49号昭和41年度いわき市久の浜水道事業特別会計予算については、12月20日久の浜地区振興特別委員会において、原案を審査いたしました。その結果以上の3件については、いづれも原案のとおり承認すべきものであると決定されましたので、その御報告を申し上げます。--------------------------------------- △四倉地区振興特別委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 四倉地区振興特別委員会委員長54番山城浅治君。 ◆四倉地区振興特別委員長(山城浅治君) 〔登壇〕(拍手)四倉地区振興特別委員会の審議の経過と、その結果について御報告いたします。 本委員会は去る20日、21日の両日にわたり四倉支所会議室において審議をいたしたのであります。 12月10日に付託されました案件以下一括御報告申し上げます。 議案第1号昭和41年度いわき市一般会計予算のうちの地区経費、並びに議案第2号昭和41年度いわき市国民健康保険事業特別会計のうち地区経費、議案第36号昭和41年度いわき市四倉地区水道事業特別会計予算、議案第37号昭和41年度いわき市四倉白岩簡易水道事業特別会計予算、議案第38号昭和41年度いわき市四倉山田小湊簡易水道事業特別会計予算であります。本委員会としては、先に協議会において事前審議をいたしておきましたが、さらに慎重をきし、予算計上の実質的効果等について完全なる審議をはかるべく各部会に付託し、関係各部会は支所長はじめ、関係課長の出席を求め、細部説明を求めまして慎重に審議いたしました。その結果本予算は12月8日の議会において議決された暫定予算を含んでいるものであり、実質的に1月より3月までの暫定予算であるため、いずれも原案のとおり承認すべきものと決定いたしましたので御報告いたします。報告を終ります。--------------------------------------- △川前地区振興特別委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 川前地区振興特別委員会委員長80番加藤春松君。 ◆川前地区振興特別委員長(加藤春松君) 〔登壇〕(拍手)川前地区振興特別委員長報告、去る12月10日の市議会定例会において、川前地区振興特別委員会に付託されました件につきまして、12月20日午前10時、地区振興特別委員会を川前支所会議室において開会いたし原案を審議いたしました。その結果を一括御報告申し上げます。 議案第1号昭和41年度いわき市一般会計予算中第1表歳入、歳出予算のうち地区経費、第2表継続費のうち地区名欄表示の地区にかかわる事業費、第3表債務負担行為地区名欄表示の債務負担行為事項及び第4表地方債のうち地区名欄表示にかかる地方債について、議案第2号昭和41年度いわき市国民健康保険事業特別会計予算中地区経費について、議案第47号昭和41年度いわき市川前地区財産区特別会計予算について、議案第48号昭和41年度いわき市川前簡易水道事業特別会計予算について、議案第64号いわき市川前財産区の財産の管理及び処分に関する条例の制定について、以上5件についていづれも原案のとおり可決すべきであると決しましたので御報告申し上げます。以上でございます。--------------------------------------- △小川地区振興特別委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 小川地区振興特別委員長83番三辺寛君。 ◆小川地区振興特別委員長(三辺寛君) 〔登壇〕(拍手)小川地区振興特別委員会に付託されました案件について、審議の経過を報告いたします。 本委員会は、去る20日午前9時より出席委員20名により、小川支所会議室において開会いたしました。付託されました案件は、議案第1号昭和41年度いわき市一般会計予算小川地区経費、議案第2号昭和41年度いわき市国民健康保険事業特別会計予算小川地区経費、議案第40号昭和41年度いわき市小川水道事業特別会計予算、議案第56号小川町営住宅条例の改正について、議案第57号小川町営住宅使用料の改正について、以上5件であります。この審議にあたりましては、支所長はじめ課長等の出席を求め、詳細なる説明を聴しつつ慎重審議いたしたのであります。予算については、いづれも妥当なる措置として、また条例改正については、原案のとおり認めることに決定したのであります。以上報告いたします。--------------------------------------- △遠野地区振興特別委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 遠野地区振興特別委員長。104番小沢道久君。 ◆遠野地区振興特別委員長(小沢道久君) 〔登壇〕(拍手)遠野地区振興特別委員会に付託されました議案につきまして、その経過並びに結果を御報告申し上げます。 去る12月20日午前10時、委員18名出席のもとに、遠野支所会議室において地区振興特別委員会を開きました。特別委員会に付託されました案件は議案第1号昭和41年度いわき市一般会計予算中遠野地区経費、議案第2号昭和41年度いわき市国民健康保険事業特別会計予算中遠野地区経費、議案第39号昭和41年度いわき市遠野簡易水道事業特別会計予算の3案件であります。以上3件について慎重審議を重ねた結果、いづれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、ここで御報告申し上げます。--------------------------------------- △三和地区振興特別委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 三和地区振興特別委員会委員長、145番阿部卓爾君。 ◆三和地区振興特別委員長(阿部卓爾君) 〔登壇〕(拍手)去る12月10日本会議におきまして、三和地区振興特別委員会に付託されました案件について、12月20日午前10時三和支所において本委員会を開催し、全員出席のもとに、議案第1号昭和41年度いわき市一般会計三和地区経費について、議案第2号昭和41年度いわき市国民健康保険事業特別会計予算三和地区経費について、議案第43号昭和41年度いわき市三和沢渡財産区特別会計予算について、以上3議案について、当委員会は全員出席の上慎重審議を重ねた結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので御報告いたします。--------------------------------------- △田人地区振興特別委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 田人地区振興特別委員長、163番蛭田栄太郎君。 ◆田人地区振興特別委員長蛭田栄太郎君) 〔登壇〕(拍手)田人地区振興委員長報告。田人地区振興委員会に付託されました案件につきまして、去る12月20日田人支所において当委員会を開催し、審査をいたしましたのでその結果を御報告いたします。 当委員会に付託された案件は、議案第1号昭和41年度いわき市一般会計予算のうち田人地区経費、議案第2号昭和41年度いわき市国民健康保険事業特別会計予算の地区経費、議案第44号昭和41年度いわき市国民健康保険田人診療所特別会計予算、議案第45号昭和41年度いわき市田人地区財産区特別会計予算、議案第46号昭和41年度いわき市田人簡易水道事業特別会計予算、議案第63号いわき市田人財産区の財産の管理及び処分に関する条例の制定について、以上6件であります。各案件につきまして慎重審議した結果、いづれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたのでここに御報告いたします。以上。--------------------------------------- △大久地区振興特別委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 大久地区振興特別委員長、175番柳井栄一君。 ◆大久地区振興特別委員長(柳井栄一君) 〔登壇〕(拍手)大久地区振興特別委員会に付託されました案件に対して御報告申し上げます。 去る12月10日に当委員会に付託されました議案第1号昭和41年度いわき市一般会計予算のうち、大久地区経費について、議案第2号昭和41年度いわき市国民健康保険事業特別会計予算のうち大久地区経費について以上2件につきまして、去る12月20日に当委員会を開催いたし、全員出席のもとに原案を慎重審査いたした結果、いづれも原案のとおり承認すべきものであるということを決定したのでございます。--------------------------------------- △勿来地区振興特別副委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 勿来地区振興特別副委員長、伊藤日出男君。 ◆勿来地区振興特別副委員長(伊藤日出男君) 〔登壇〕(拍手)勿来地区振興特別委員会委員長の報告を行ないます。 本委員会は一昨、20日午前10時から開会いたし、各部会の専門審査を行なうなど慎重審議を重ねたのであります。これより一括して審議結果の御報告を申し上げます。 まず議案第1号昭和41年度いわき市一般会計予算中の当委員会区分付託分全般につきましては、現下行政の実態と財政運用の現況とを勘案したとき、いずれも内容妥当なものと認め、原案のとおり可決することに決したのであります。 なおこの審議過程におきまして、市道の維持修理に伴う原材料費の計上、さらに農業構造改善事業に伴う地元農民の負担軽減等、特段の配慮、検討の余地があろうと当局に強く要請いたしたのであります。また教育行政における普遍的な問題として、教師用教材、教科書及び指導書の配布に伴う経費、消防法の改正に伴う各学校に設置すべき電気火災報知器の設備経費増額に伴う経費、さらに厚生行政における清掃車の増車に伴う経費等の計上には、積極的な考察のもとに、今後予算措置されるよう強く要請した次第であります。 さらに議案第15号から議案第24号までの当勿来地区にかかわる各特別会計予算10件につきましても、内容妥当と認められましたので、いずれも原案のとおり可決した次第であります。なお議案第51号、内郷、磐城地区と合同付託となっております競輪事業会計予算につきましては、後刻内郷地区振委員長より報告がございますので、これを省略いたします。 次に付託請願、陳情6件のうち請願第9号及び陳情第6号については、いずれも趣旨妥当と認め採択することにいたしました。残り4件につきましては、なお当該現地の調査等の上、さらに細部審議の要がありますので、継続審議とすることに決した次第であります。以上勿来地区振興特別委員会付託分の審議の結果の報告を終ります--------------------------------------- △磐城地区振興特別副委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 磐城地区振興特別委員会副委員長、218番小林仁一郎君。 ◆磐城地区振興特別副委員長(小林仁一郎君) 〔登壇〕(拍手)委員長、公務出張中のため副委員の小林がかわって報告いたします。 去る12月20日午前10時より2日間にわたり、磐城支所会議室において当地区振興特別委員会に付託されました案件につきまして、審議をいたしましたので、その結果について御報告申し上げます。 当地区振に付託されました議案第1号昭和41年度いわき市一般会計予算うちの磐城地区予算議案第2号昭和41年度いわき市国民健康保険事業特別会計予算のうち磐城地区予算、議案第8号昭和41年度いわき市磐城公益質屋事業特別会計予算、議案第9号昭和41年度いわき市磐城下水道事業特別会計予算、議案第10号昭和41年度いわき市磐城都市計画第二土地区画整理事業特別会計予算、議案第11号昭和41年度いわき市磐城都市計画泉地区第一土地区画整理事業特別会計予算、議案第12号昭和41年度いわき市磐城用地造成事業特別会計予算、議案第13号昭和41年度いわき市磐城魚市場事業特別会計予算、議案第14号昭和41年度いわき市磐城水道事業会計予算、議案第51号昭和41年度いわき市平競輪事業第二特別会計予算、議案第70号市道路線の認定について、議案第71号市道路線の認定について、請願第1号鮮魚水洗用海水タンク工事費に対する補助方について、請願第3号新築計画中の中央公民館内へ、アマチュア無線公開実験室の設置方について、請願第5号小名浜第二中学校施設の整備充実方について、請願第6号側渠工事の施工促進方について、請願第7号元川泥揚げと側渠の改修工事促進方について、それぞれ慎重に審議の結果、議案第51号を除き、議案第1号、同じく第2号、同じく第8号、同じく9号、同じく10号、同じく11号、同じく12号、同じく13号、同じく14号、同じく70号、同じく71号はいずれも原案のとおり可決いたしました。なお議案第51号については内郷地区振委員長より御報告がありますので省略させていただきます。 次に請願第1号、第4号、第7号につきましては、いずれも採択と決しました。なお請願第3号及び6号については、さらに調査研究する必要があるのでこれを継続審査といたしました。 以上をもって報告を終ります。--------------------------------------- △平地区振興特別委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 平地区振興特別委員長、259番石山一治君。 ◆平地区振興特別委員長(石山一治君) 〔登壇〕(拍手)去る12月10日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案の審査の経過と結果について申し上げます。 付託されました議案は、議案第1号昭和41年度いわき市一般会計予算中平地区経費、議案第2号昭和41年度いわき市国民健康保険事業会計予算中平地区経費、議案第3号昭和41年度いわき市平都市計画土地区画整理事業特別会計予算、議案第4号昭和41年度いわき市平競輪事業第一特別会計予算、議案第5号昭和41年度いわき市平児童遊園地事業特別会計予算、議案第6号昭和41年度いわき市平下水道事業特別会計のうち平地区経費、議案第7号昭和41年度いわき市平水道事業会計予算の平地区経費、議案第55号平市営住宅条例の改正について、議案第62号いわき市都市計画平下平窪土地区画整理事業施行規程の制定について、議案第73号市道路線の変更について、以上の10件であります。本委員会は12月20日午前10時15分から平支所会議室において審査いたしました。その結果いずれも適切なる予算措置並びに条例案と認めまして、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に請願並びに陳情の審査の経過とその結果について御報告いたします。 付託されました請願は、請願第8号平屋台飲食業組合員の固定店舗の場所斡旋方について、並びに陳情第3号農地等集団化事業並びに確定測量事業工事費の補助方について、陳情第4号県営水路改修工事地元負担金に対する補助交付方についての以上の3件についてでありますが、議案審査に引き続きまして審査いたしましたところ、いずれも採択すべきものと決した次第であります。以上御報告申し上げます。--------------------------------------- △内郷地区振興特別委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 次に内郷地区振興特別委員長。280番草野三郎君。 ◆内郷地区振興特別委員長(草野三郎君) 〔登壇〕(拍手)去る10日の本会議より当内郷地区振興特別委員会に付託されました各案件についての審査結果について御報告申し上げます。20日、21日の2日間にわたりまして、内郷支所会議室において午前9時より、出席委員24名をもって支所長以下の出席を求めて会議を開をました。 付託されました議案は、まず議案第1号昭和41年度いわき市一般会計予算中の内郷地区経費について、議案第30号昭和41年度いわき市内郷公益質屋特別会計予算、議案第31号昭和41年度いわき市内郷土地区画整理特別会計予算、議案第32号昭和42年度いわき市内郷東部第二土地区画整理特別会計予算、議案第33号昭和41年度いわき市内郷水道事業会計予算、議案第34号昭和41年度いわき市国民健康保険内郷診療所事業会計予算、議案第35号昭和41年度いわき市内郷公営企業会計予算、以上8件であります。これについては旧内郷市予算を基礎として、9月打ち切り決算後の差額をもって本予算として編成されたものでありますので、原案相当と認め承認することに決定いたしました。 次に議案第51号昭和41年度いわき市平競輪事業第二特別会計予算については、磐城、勿来内郷の3地区に付託されましたが、この件につきましても原案相当と認め承認することに決定いたしましたので、3地区振を代表いたしまして御報告いたします。 次に議案第72号市道路線の認定について、議案第75号工事請負契約について、以上2件はいずれも原案相当と認め、承認することに決定いたしました。 次に陳情第5号貯湯場使用料の減額方についてでありますが、この件につきましては審査を終了することができませんでしたので、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 以上当地区振に付託されました議案11件、陳情1件、計12件についての審査結果の報告を終ります。--------------------------------------- △常磐地区振興特別委員長 報告 ○議長(志賀季三郎君) 次、常磐地区振興特別委員長、308番。
    ◆常磐地区振興特別委員長(佐瀬誠君) 〔登壇〕(拍手)常磐地区振興特別委員会の経過報告の前に、実は私、去る8日の本会議に出席して御挨拶すべき所存でございましたが、おりあしく所用がありまして、副委員長に交代いたしましたので御挨拶できませんでした。今後よろしくお願いいたします。 それでは去る10日の本会議におきまして、常盤地区に付託されました案件7年、請願1件の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 20日、21日と委員会並びに各部会を招集いたしまして、議案第1号の昭和41年度いわき市一般会計予算中常磐地区の予算総額6億2,750万1,000円、第3表の債務負担行為1,735万2,000円、第4表地方債の9件、1億1,450万円でございます。 それに議案第2号のいわき市国民健康保険事業特別会計予算でございますが、常磐地区分4,901万円、さらに議案第25号より29号までを付託されておりますが、これは公益質屋、宅地造成、財産区水道会計、並びに国民健康保険病院予算と、請願第2号水銀街路灯建設資金の援助方についてでございます。いずれも部会にその審査を分括付託いたしまして、最終的には各部会長の報告に基づきまして、各案件とも新市発足後の本予算でありますし、また請願についても他の関連地区との関係もありますので、いずれも原案どおり可決、あるいは採択とすることに決定いたしましたので、その結果の報告を終ります。 ○議長(志賀季三郎君) 以上をもちまして各委員長の報告はすべて終了いたしました。 先ほどの議会運営委員長報告の線に沿って、各委員長の報告に対する質疑並びに討論の通告を調整するため、20分間休議いたします。  午後3時08分 休憩---------------------------------------  午後3時30分 開議 △時間延長 ○議長(志賀季三郎君) 再開いたします。 この際時間の延長について日程として追加いたします。 本日の予定の日程第8まで、現在の議事の進行状況から考えまして、規則に定める時間までに終了する見込みがありませんので、本日の日程終了まで時間を延長することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 今後の議事進行に御協力願います。--------------------------------------- △日程第4 質疑 ○議長(志賀季三郎君) 日程に従いまして委員長の報告に対する質疑を行ないます。 質疑の御通告がありますので、通告の順に従ってこれを許します。 なお議事の整理上各常任委員長の方々には、この壇上の席に着席をしていただきたいと思います。  〔各常任委員長登壇し委員長席に着く〕 △平川一郎君 質疑 ○議長(志賀季三郎君) まず23番平川一郎君。 ◆23番(平川一郎君) 23番平川でございます。 私の通告は全委員長に対する質問ということになっておりますが、実は全委員長に対する質問に関連をして事務当局に対する要望とそれから見解について2・3ただしたいというふうに考えておりますので、あらかじめ御了解願つておきたいと思います。 まず第1点の問題は、今日委員長報告がなされましたが、各常任委員長の報告についてはある程度具体性がありましたが、地区振の委員長の報告については、付託された案件名をいわれただけで内容について全然触れられておりません。 したがってそのような状態の中で質問をするというのは全く不可能であります。したがってそれに基づいて可否をきめたという、こういうことについてもまた不可能と言わざるを得ないのであります。私は、このような状態を改善するために、事務当局は、事前に報告文書をもって委員長報告の具体的な内容をも含めて配布されるべきであると考えるのであります。その点について強く要望を申し上げておきたいと思います。 それから第2点については、地区振における少数意見の問題であります。 これについては常任委員会における少数意見の発表はなされておりません。しかしそれも必らずあると考えるわけでございます。しかしながら、会議規則第101条によりますと、10名以上の賛成者がなければ少数意見を発表されないことになっております。しかし地区振は常任委員会と違いまして、20名以下の地区振も数多くあるわけであります。このような場合には、10名以上の少数意見に対する賛成がなければ少数意見の留保ができないかどうか。この点については明確になっておりません。この点の取り扱いはどうなっているか。ひとつ明確にしていただきたいと思います。 それから第3番目の問題については、やはり地区振の問題でございますが、ことに付託された案件の中で予算の問題については、本庁との関連が非常に密接であると考えるわけでございます。現に私たちの地区振の中でも、ことに市長の考え方について質問されておりますが、地区振の中には市長、それから本庁の財政当局者すら出席をしておりません。何と言いましても、予算編成の基礎が各支所にあったとしても、その責任は市長にあるわけですから、当然地区振における予算の審議については市長並びに財政当局の出席を求めることは当然であると考えます。ところがそれについては同じ日に開催されますために……。 ○議長(志賀季三郎君) 御注意申し上げます。ただいまは委員長の報告に対する質疑でございます。  〔「そのとおり」と呼ぶ者あり〕 ◆23番(平川一郎君) (続)その点については、委員長報告に非常に関連がありますから申し上げております。 特にこの点は当初に了解いただくため申し上げておりますので、続行させていただきます。 ○議長(志賀季三郎君) 簡単に願います。 ◆23番(平川一郎君) (続)それで私のほうの質疑の中で、市長、財政当局の出席を求めたが、これに応ぜられなかった。その点の改善についてはどのように考えているのかお聞きしたいと思います。  〔「答弁の必要なし」「簡単に」と呼び、その他発言する者多し〕 ○議長(志賀季三郎君) ただいまの質問に対しては、各常任委員長の報告に対する質疑とは異なっておりますので、その点は今後十分に考えていただきたいと思います。  〔「そのとおり」と呼ぶ者あり〕--------------------------------------- △長瀬太三君 質疑 ○議長(志賀季三郎君) 次に239番長瀬太三君。 ◆239番(長瀬太三君) 総務委員長にお尋ねをいたします。 一般会計予算の款の2、13目の問題でありますが、その内容について2点ほどお尋ねいたします。 報償費20万円の予算の内容についてどのような審議がなされたか、その費目の内容とさらに20万円の報償費をどのような範囲にそれを提供しようとしているのか、これについてはどのような審議がなされたのか。 もう1点は、本年の5月に全国の都道府県知事あてに、この種の記念行事の内容にあたっては十分に自粛するようにという自治省の通達がまいっているはずである。この点についての審議がなされたかどうかをお尋ねいたします。 統いて少数意見の表明者である村上議員にお尋ねいたします。 行事内容に具体性がないという具体的な現象について、どのような意見の開陳があったか。 それから2点目については、村上議員は最初原案に反対であり、後段に至って修正じみたものを云々されましたが、これらの食い違いについて重ねてお答えをいただきたいと思います。 ○議長(志賀季三郎君) 総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(西山一男君) ただいまの質問に対しましてお答えいたします。 先ほどの私の報告のなかで申し上げておりますように、この諸費348万3,000円は、いわゆる来春に予定をしております記念式典の予算として計上されたものでございます。そのなかでいまいろいろと御指摘がありましたように、いわゆる報償費の問題、あるいはその他348万3,000円を細分化したいろいろの問題について御質疑が行なわれております。また反対意見としても申されておりますように、この問題につきましては今後しかるべき有識者をもって実行委員会を組織し、この組織された実行委員会の中において、論議の過程において出てまいりました小中学校の児童を対象とする賞品の授与、あるいは33万市民がこぞって何かをできるような内容を具備したものを、実行委員会において審議をしてもらおうということでございますので、それについては実行委員会の中において、市民の皆さまが十分に理解のできるような内容にしたいというのが執行部の考えでございます。したがいまして、言葉をかえて申し上げますと、総額348万3,000円の中でそういった行事を折り込んでいくということでございますが、具体的にはまだ明らかになっていないということでございます。 〔「そういう内容は論議をしておりません」「自治省の通達は……」と呼び、その他発言する者多し〕 ○議長(志賀季三郎君) 村上武士君。 ◆220番(村上武士君) ただいまの御質問でございますが、まず第1点の行事内容に具体性を欠くということは、具体的にはどのようなことかという御質問でございますけれども、この問題については先ほどの総務常任委員長から御報告がありましたとおり、諸費の各金額についての具体的な行事内容については、執行部からの明確なる答弁がございません。したがって、いつどこでどのような行事を施行するかという点については、答弁の中では全く明らかにされておりません。したがって、そのようなことを申し上げたわけでございます。 次に第2点は、少数意見の報告を聞くと最初は原案に反対であるけれども、最後には修正意見みたいになっている。どちらが一体本当かというような質問内容でございますが、御承知のように予算の提案権は市長にあるわけでございます。したがって予算の組みかえということになれば少数の意見の考え方を尊重して、市長があらためて予算の修正というものを提案するか、あるいは議員提案による修正案動議というかたちをとらなければならないというふうに考えておりまして、私の反対意見はあくまでも原案について反対であり、したがって市長としては、このような予算の組みかえを断行すべきではないかということを申し上げたわけでございます。原案に対して反対であるということにはかわりはありません。--------------------------------------- △生田目清君 質疑 ○議長(志賀季三郎君) 327番。 ◆327番(生田目清君) 建設常任委員長にお尋ねいたします。 昭和41年度いわき市水道事業共通経費中、支出の部営業費用中で管理職報酬として50万円が計上されておりますが、それと関連をいたします議案第65号いわき市水道事業管理者の給与及び旅費に関する条例の中におきまして、いわゆる第3条に管理者の給料は月額8万円と条例化されております。そうであるとするならば、この条例と予算の編成をされておりますところの計上額を、どのように理解をすべきかということについてでございます。これらの問題について委員会はどのような審査を行なったか、その点について委員長にお尋ねいたします。次に関連いたしまして当局主幹にお尋ねいたします。 過般の一般質問、その他の質問の中におきましても、水道事業は赤字である。赤字の原因については歳入の不足であるということを堂々と答弁をされておりますけれども、今回出されておりますこの条例編成の方針、あるいは予算計上の方針等をみますときに、実に傲慢なる態度をとっております。いわゆる予算編成に対する絶対的な責任をもたなければならない立場にあるにもかかわらず、かような食い違いの方向を示しているというのはいかように考えているのかその真意について明らかにしていただきたいと思います。 以上2件についてお尋ねいたします。 ○議長(志賀季三郎君) 建設常任委員長。 ◆建設常任委員長(鈴木栄君) 地方公営企業法の改正に伴いまして、水道事業に管理者をおかなければならないということになったわけでございます。 すなわち職員200名以上、給水人口5万以上の水道事業においては、管理者が必要となったのであります。 当水道事業は、職員数が234名、給水戸数が5万5,000戸であります。したがってこの法令に該当するものでございます。それがためには、管理者の給与並びに旅費についての規定を制定しなければならないことになったのでございます。 これらの額は市の三役並びに教育長に対する支給額等を勘案して定めたものと考えられます。 ○議長(志賀季三郎君) なお327番の質問中、当局に対する質問もあったのでございますが、この件につきましては、すでに総括説明の際に尽くされており、ただいまは委員会における審査の経過の説明でございますので、当局の回答は省略させてもらいたいのであります。 ○議長(志賀季三郎君) 327番。 ◆327番(生田目清君) まず第1に、ただいまの議長の発言でございますが、総括質問、一般質問はなるほど過般行なわれたことは事実でございますが、現実の問題として委員長の答弁それに関連する当局の答弁が具体化しないときに、議員の発言を制止していいのかどうか、議長は議長の職務に基づいて、この議会のあり方がどうあるべきかをよく考慮されるよう要望いたしたいと思います。 続いて建設委員長にお尋ねいたします。 あなたが答弁されているような、いわゆる広域行政の水道行政において管理者をおかなければならないことは百も承知である。その報酬として計上されている額が共通経費として50万円を計上されている。ところが65号議案の条例によれば月額8万円とされている。3カ月分を計上していくらになりますか 条例の設置をみない予算の編成がされているのかどうか、そういうことが許されるのかどうかについて私は聞いているのです。委員会としては一体それらの問題についてどのような論議をされ、どのように処置をされたかということでございます。 私はそのことを聞いております。だからですね、私の質問ははっきりしているのですよ。その点を明らかにしてもらわないと困るということでございます。 ○議長(志賀季三郎君) 建設常任委員長。 ◆建設常任委員長(鈴木栄君) まことに失礼いたしました。 予算案は、本案をつくる前に一応作成しておったので、もちろん3ヵ月でございますから、この額は必要ありません。今後の補正において減額するということを審議の過程において当局より説明がありまして、委員会はこれを了承したような次第でございます。  〔「ますますおかしい」と呼ぶ者あり〕--------------------------------------- △大村哲也君 質疑 ○議長(志賀季三郎君) 323番大村哲也君。 ◆323番(大村哲也君) 323番大村哲也であります。 厚生委員長にお尋ねいたします。 国民年金事務費といたしまして、一応共通経費にわずか10万9,000円を計上しているのでございますが、委員長にお尋ねをしたいのは、法律を尊重しなければならない執行部がですね地方財政法第10条では、もっぱら国の利害に関係のある事務を行なうために要する経費については、地方公共団体はその経費を負担する義務を負わないという規定をしておりますが、こういうものを多く持ち出すことは、非常に逼迫をしております「いわき」市の財政を破綻に結びつけるのではないかというふうに理解をしております。 委員会においては本問題について、いかなる論議をされたのか、この点をお伺がいいたしたいと思います。 ○議長(志賀季三郎君) 厚生常任委員長。 ◆厚生常任委員長(根本正君) 大村議員の御質問にお答えいたしたいと思います。 いまのあなたの質問をもう一度確認したいと思いますが、国民年金の事務費10万9,000円の件についてであると思います。当委員会といたしましてはこの10万9,000円については格別なる質疑等もございませんでした。 したがって執行部からの答弁もございません。以上でございます。 ○議長(志賀季三郎君) 323番。 ◆323番(大村哲也君) それでは委員長に再度お尋ねいたします。 はたはだ遺憾ながら、そういう問題については質疑がなかったというような委員長の話しでございますが、少なくともですね、やはり費用負担区分を明確にして、窮迫しております「いわき」市の財政というものとはっきりしなければならないというような問題については、少なくともやはり所管の委員会といたしましては、市長に対して費用負担の区分を明確にするという観点から、内閣総理大臣佐藤栄作君に対して、そういう「いわき」市の財政を圧迫するような方策については、市長は勇気と決断をもって、中央政府に復しゅうするような基本的態度であってほしい。したがって委員長にお願いを申し上げたいのは、やはり委員会の中で、そういう費用負担区分の問題を明らかにされて、こういう地方財政法に違反するような国の委任事務の経費については、全額負担をするように、そういう方策を議会として進達すべきが本当であるというふうに私は理解をしております。したがってそういうような論議の過程の中で問題解決の方策を見い出すようにお願いいたしたいと思います。以上でございます。--------------------------------------- △大和田 実君 質疑 ○議長(志賀季三郎君) 241番大和田実君。 ◆241番(大和田実君) 議案第60号いわき市特別職報酬等審議会条例の制定について、総務委員長にお尋ねいたします。 タッチゾーン期間中は現員現給主義でいくと、そういうなかで新らしく生まれた市長、教育長あるいはこれから新らしく生まれるであろうところの助役、収入役と、こういう人たちの給与を審議するということであります。少なくともタッチゾーン期間には、現在の給与そのままでいこうということを確認されていることを考えると、このいわき市特別職報酬等審議会条例は値上げのために設置するものであって、したがって時期尚早という意見をもつものでございます。 少数意見としても出されたようでありますが、多数決できまった、その多数少数はいくらであったのか。その点をお答え願いたいと思います。 次に、この審議会というものは、普通、住民全体の雇われ者として市長と職員とにわけますと、職員は人事委員会とか、公平委員会というものが、足りない給与その他について、十分に研究をいたしましてその結果を議会に勧告することができますが、実際に特別職の給与等をきめる段階においては、改正の額をきめられない。 市長、助役、議員というものの報酬給与を条例できめるということは、使用者全体が住民であるから、住民の代表である議会できめる、条例できめるということを明らかに示しております。したがってこれは時期尚早であると同時に、無用の長物であると思いますので、そういう意味において委員会の経過を詳しく御説明願いたいと思います。以上です。 ○議長(志賀季三郎君) 総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(西山一男君) お答えいたします。 いま御質問のありました大和田議員と同じような御意見があったことを申し上げておきます。それから少数並びに多数の数字はいくらかということでございますが、31対6でございます。それから当委員会には直接関係はありませんが、いまの質問の中で一部間違っていると思われますので、申し上げておきたいと思います。いわゆる合併協の財企の中でだろうと思いますがいわゆる先ほど私が申し上げましたタッチゾーン期間云々につきましては、特別職は除かれていると思います。そういったことを念頭におきながら当委員会は審議をしておりました。しかしながらその過程においては、先ほどのような意見もあり、31対6ということであります。31については、今次のべースアップに基づいて一般職員と三役の間に大きなアンバランスが出てくるといぅのが事実でございます。それを是正するにはやむを得ないということでございます。 ○議長(志賀季三郎君) 241番。 ◆241番(大和田実君) 重ねて質問をいたします。 31対6であるということでございますが、私たちは陰ながら聞きますと、これは少数意見になっているということでございます。ところが今日は、多数意見で通ったという委員長の報告でありますので、この採決の状況をお伺がいいたすのであります。だいぶ反対の方があったり両方に意見を差し述べないものもあったと聞きます。 これらは議案に反対と見なすべく、議事運営の過程上そうすべきと思いますが、この点についてお伺がいいたします。 ○議長(志賀季三郎君) 総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(西山一男君) 反対の意見が多数あったというような御発言でありますが、先ほど申し上げましたように、原案賛成31、反対6でございます。  〔「そのとおり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 以上をもって質疑を終了いたします。--------------------------------------- △日程第5 討論 △平川一郎君 反対討論 ○議長(志賀季三郎君) 直ちに討論に入ります。23番平川一郎君。 ◆23番(平川一郎君) 〔登壇〕(拍手)23番平川であります。 討論に入る前に、議長に強く抗議をいたします。 先ほどの発言の取り扱いについては、私に発言を制限しておきながら、生田目議員には発言を許しております。このような取り扱いをすることのないように強く要望いたします。 討論に入ります。 私は総務常任委員会の少数意見並びに商工水産委員会の少数意見と、この二つの少数意見に賛成し、日本共産党いわき市議員団を代表して反対討論の要旨を申し上げます。 市長の12月8日の施政演説に対する各代表による一般質問の市長の答弁は非常に不親切な答弁であるばかりでなく、問題の本質を欠く答弁であったと思います。 私は各分野にわたって明らかにはしませんが、五つの問題を明らかにしながら反対の意見を申し述べたいと考えるわけでございます。 その第1の問題は、質問の多くの代表の方が問題にされた公害の問題について、委員会を設けるとか公害のない工場を誘致するとか言っておりますが、現在の既存の工場群による公害は、毎日非常に多くの被害をもたらしております。 12月18日の福島民報によると県立福島医科大学公衆衛生室の調査でわかったものとして、磐城、勿来地区で、主婦200人、小学生111人について2カ年の健康診断を実施した結果主婦の53%が常に息切れ、のどが痛い、頭が痛いという自覚症状を訴えていることが明らかにされております。 しかもその問題は慢性化の傾向にあるということをいっております。調査の結果は、さらに一部には四日市並みのところもあると警告しております。この統計は、昨年と比較して次のことを明らかにしております。 すなわち1番目のたんが出るという統計は現在15%、昨年は31%、それから、せきが出るという回答は14%、昨年は0%であります。3番目ののどが痛いという回答は12%、昨年はやはり0%であります。 これはただ単に身体に対する被害だけでなく、農作物、さらに沿岸漁業に与える大きな被害であると考えざるを得ません。この問題については、市長は明快なる回答を与えておりません。さらに2番目の問題でございますが、中小企業対策についても明らかになっております。 「いわき」市には、第二、第三次産業、サービス業を含めて1万2,600の企業数がありますが、その大部分は、中小企業以下の零細企業であり、独占資本の系列化に組み入れられ、独占資本による金属資材販路などの面で、非常に強い圧迫と収奪を受けており、その存在は非常にあぶなくなっております。現に全国における中小企業の倒産は、年を迫って多くなっております。新産「いわき」市の重要な課題であります。したがって中小企業対策は、商工会議所の連合会をつくるなどという、全く対策とはいえないものでごまかしております。第3番目の問題は農業の問題でございます。 この問題は市部周辺ではそ菜園芸の造成、山地では米作、酪農の振興ということを言われておりますが、これであたかも農民の貧困が解決されるような印象を与えております。しかしながら、はたしてこのような問題で農民の貧困が解決されるのかどうか、非常に疑がわしいものであります。農民の貧困の原因はそういうものでなく、生産に引き合わない米価をどのようにするか、そういうものが農民の貧困をもたらしている原因であります。 ですから、たとえば園芸を奨励いたしましても、現に貧乏というような事態がでてくるのでありますが、こういう問題について解決はどうするのか。災害補償をどうするのか、出稼ぎ対策をどうするのか、何ひとつ貧困化の真の原因を明らかにされておりません。 次に4番目の問題は、社会保障の問題についても明らかであります。市内には約3,600世帯9,955名の人たちが生活保護を受けております。これは全県1万2,000世帯の約3分の1に達する数であります。 しかも政府統計でさえ、生活困窮者の実態は、生活保護基準以下の生活を余儀なくされている人が生活保護者と同数以上いることになっております。このほか生活保護者と同じ程度の生活をしている人々の数は、政府統計の数からも約10倍といわれております。しかしこれは、本年度の政府予算の編成の中で、生活保護費の予算を引き上げないで、保護費を13.8%引き上げましたので、約16万の人たちが生活保護からはずされていることが明らかになっております。これに「いわき」地方は、アメリカと日本の独占資本によって石油の輸入が増大され、いわゆる熱エネルギーの転換ということで石炭産業がつぶされ、その後何らの対策もなされないでいる結果であることは明らかであります。このことはもっと詳しく申し上げたいのですがわが党の議員が一般質問の中で明らかにされておりますので、詳しくは触れませんが、こういう問題については具体的には触れていないのであります。この社会保障の中でも、重大な部分を占める母子世帯に対する対策、老人対策などについても福祉といえるものではありません。敬老年金の各地区の支給状況をみれば明らかですが、平、内郷、常磐、四倉、好間、遠野は80才以上が対象となっております。わずかに磐城地区が70才以上の年令に引き下げられている現状でございます。 老人の健康は壮年者と同じようにはいきません。長い間の搾取と収奪のもとで心身ともに酷使され、ぼろきれのように投げだされた老人たちは心身ともに故障しがちてす。 その上、現在の生活は米日独占による直接、間接の収奪のもとで、さらに苦しくなっております。このような事情が重なって老人の自殺率は世界でも1・2位を占めるといわれております。 このように重大な問題でありますが、何らの具体的処置はもちろん、予算上の裏付けもなされておりません。 次に財政についてであります。歳入の54億3,650万ですが、そのうち歳入の面で10億円が財産収入として計上されております。この財産収入10億3,160万1,000円のうち山林を含めた土地の売り払いがほとんどで、10億2,573万円に達しております。これらの不用財産の処分は予算の見積りどおり早急に処分されればよいが、見積りより下回って処分されなければならないような事態が生ずる可能性もあります。 さらにはこの処分が年度内に処分されれば、一時借り入れで予算の執行はできますが、もし不可能ということになりますと、赤字決算に持ち込まれることは必然であります。 このような不安定な財源については事情を知っている関係者でも、好ましくないと指摘をされております。しかも39年度決算では57億3,000万円であり、40年度における決算の伸び率15%ないし20%をみても40年度の決算額は60億程度のものになると思われます。40年度に比較して、41年度の4月から10月までの予算額は35億1,049万円であります。10月以降3月までの予算額は67億2,300万円であり、合計102億3,449万円と平年度に比して約2倍の伸び率を示しております。これは旧市町村合併後における事業の制限を予想して、10月以前に個々ばらばらに財産の処分を行ない、急いで事業を行なった結果であります。 この中には黒い霧といわれ、市民の疑惑を生むような金額もあると思われます。そのために地方債の合計は実に34億9,292万9,000円と膨大なものになっております。 このしわ寄せは、将来必らず市民よりの収奪によって償なわなければならないものであります。この際明らかにしていただきたいと思いますが、この債務負担行為は8億2,700万円にのぼっており、継続費についても37億1,333万円となり、財政上の「いわき」市の前途は非常に重大な問題をかかえているというように言わざるを得ないのであります。 市長は所信表明の演説の中で財政問題に触れて「新産都市の広域行政をすすめるために、根幹となる事業の実施をはかりたい」ということでございますが、これがためにも財政構造を抜本的に……。 ○議長(志賀季三郎君) 23番議員に御注意いたします。ただいまは各案件について賛成、反対の討論を行なっております。 〔「そのとおり」「討論になってない」と呼び、その他発言する者多く、聴取不能〕 ◆23番(平川一郎君) (続)その内容は、総務委員会で激しい反対にあって撤回を余議なくされた、合理化委員会の設置条例でございます。私はこのようなものによって経費の節減をはかったとしても、それが新市の財政上大きな影響を及ぼすものとは考えられません。 新市の実態から農業、中小企業、失業対策、社会保障、教育、漁業などの補助金をむしろ増額すべきであると考えます。その反面、自衛隊、高等学校、高専などのように当然国県で負担すべさものについては、補助金の必要はないものと考えます。問題は市長が言う新産都市の根幹事業は、これは米日独占資本のその代弁者である佐藤内閣によって進められている政治、経済教育文化の軍国主義化の方向に沿った、産業の軍事化といえるものであり、地方自治体からの収奪によって、米日独占資本に奉仕する予算の内容であると思います。 そういう予算内容を含めた予算原案でありますから、日本共産党は議案第1号並びに第2、第4、第60号に反対の意思を表明するものであります。以上でございます。--------------------------------------- △矢田梅雄君 反対討論 ○議長(志賀季三郎君) なおこの際討論の通告者に対して一言御協力をお願いいたします。 この案件に対する反対、賛成の理由を、きわめて切りつめた形で討論を進めていただくようお願いしたいと思います。次に232番。 ◆232番(矢田梅雄君) 〔登壇〕(拍手)232番矢田梅雄でございます。私は220番村上武士君より少数意見留保の発表がありました点、すなわち総務費中、諸費、祝賀行事の348万3,000円について、少数意見留保の見解に賛成し、本案に反対するものであります。 その理由は、新産都市合併の実態が、あまりにも住民福祉から遠ざかっていることと、さらに地区行事について予算の不足の場合に、予備費から出すという内容については、私は反対せざるを得ないのであります。予備費は緊急、やむを得ざるものについて支出されるものであります。そういうことからいきましても予備費から出すということについては反対するものであります。 住民福祉、老人福祉についてもっともっと力を入れなければならんとき、例えば老人福祉の年金、あるいは母子年金、そういうものについては、生活保護の基準からちょっとでも出ると、そのものがとられてしまうという矛盾もみられる今日であります。 さらに生活苦から心中をしたり、そういう社会悪が非常にあります。そういう点から見ましても、ただ、特定の者がお祭り行事をやるという内容については、私は反対するものであります。--------------------------------------- △長瀬太三君 反対討論 ○議長(志賀季三郎君) 次に239番、長瀬太三君の発言を許します。 ◆239番(長瀬太三君) 〔登壇〕(拍手)簡潔に討論をのべますので、暫くの間御辛抱を願います。 議案第1号一般会計予算、第2款総務費、第13項の諸費についてただいま矢田君からも出ましたとおり、348万3,000円に対しまして、公明党を代表して反対を表明するものであります。 第1点はこの予算案が、先の総括質問の際に、すべてにわたり問題点が取りあげられ質疑応答があったのでありますが、その内容きわめてずさんであり、とうてい納得できない、確信のない答弁であったことは皆さんも御承知のとおりだと思う。 このように新市財政の緊迫しているおりから、はたしてこのような多額な出費が、正当な支出がどうか。しかもこれは、まことに冗費であり、血税のむだ使いであるということを指摘いたしたい。 次に聞くところによりますと、旧地区の議員並びに関係者を、合併功労者として表彰をするということは、これは妥当ではないと思う。これについて、本年4月神奈川県庁の開庁記念問題が世上の大きな話題となり、批難を受けたことは、まだ記憶に新らしいところでありまして、本市においても住民世論の前に批難の対象となって来ることは明らかであります。私はこのような時点に立ってみても、本市は当然自粛すべきであると思う。 第4点は本年の5月、全国都道府県知事に対して、このような記念の行事に対しては、住民の福祉を優先して考慮すべきであるということで、自治省通達がまいっておる。これを当局が知らないとするならば.大和田施政の中央に直結した姿というのは、きわめて薄いのではないかと私は思われるし、また知らないことは心外に思うのであります。 以上、4点をみるに、市民不在のこの種の計画性に問題がある。式典そのものが、真に市民全体が喜び合えるものであれば決して反対はいたしません。内容の問題でございます。施政は真に市民の信託にこたえるべきであろうと、私は強く主張いたしたい。 満場の議員諸氏の賛同を期待し、以上をもって反対討論を終了いたします。--------------------------------------- △熊田豊次君 反対討論 ○議長(志賀季三郎君) 次に281番、熊田豊次君の発言を許します。 ◆281番(熊田豊次君) 〔登壇〕(拍手)私も村上議員の留保の趣旨に対して賛意をのべるものであります。ただいままで多くの人がのべられましたので、私の意見を簡単に申し上げますので、何とぞひとつ御清聴のほどをお願いいたします。 私は市民の立場に立って、市民がこれを相いれるものであるかどうかから検討いたしまして、反対するものであります。 第1に財政の問題でありますけれども、皆さんが審議いたしました中でわかりますとおり、この予算は、各種職員の手当、需用費、旅費等で、事業予算は一切含まれていないと言えるのであります。 それから諸経費にいたしましても、皆さんの地区ではわかりませんけれども、内郷地区といたしましては、現在この年末において支払いが困窮をしており、調整中なのであります。これは本庁経費吸いあげのためかどうかわかりませんけれども、財政が貧困な状態になっていることは、皆さんおわかりのとおりだと思います。 それからこの予算の内容にいきまして、348万3,000円の問題でありますが、このうちで一番多い内容は、食糧費の144万4,000円、いわゆる飲み食いしてしまうのが144万4,000円。その次に多いのは、60万円の広告費、商店街でないけれども、何か広告をするらしい。わが「いわき」市は前選挙におきまして、「いわき」史上、最高の選挙違反を出したことによりまして、とうに広告が出されております。(笑声)そういう意味で広告の必要はない。その次に多いのは消耗品費、何か記念品を出すらしいのですが、相当額の記念品を、相当の人に出すらしいのであります。皆さん、この予算をみまして、私たちに税金を出してくれてそしてわれわれ議員、市長、その他職員に報酬、給料をまかなってくれる市民のためのものがこの予算の中に1銭でもありましょうか。これが「いわき」市祝賀とは絶対申せないのであります。この予算を組んで、われわれがこれを実行委員会にかけて実行した場合におきましては必ず事後において、いろいろの問題が出てくることは皆さんも想像できることと思います。 144万円も飲み食いすることについて、市民に何ら関係ないとするならば、これは大きな問題になりましょう。あとは申しません。以上の点について、反対を表明するものであります。--------------------------------------- △大和田 実君 反対討論 ○議長(志賀季三郎君) 次に241番、大和田実君の発言を許します。 ◆241番(大和田実君) 〔登壇〕(拍手)241番でございます。議案第60号、いわき市特別職報酬等審議会条例の制定について、反対の意見を申しのべたいと思います。 先ほどの質疑、答弁の中で、総務委員長答弁は「合併協のタッチゾーン期間中の現員現給主義について、特別職は含まれないために、新らしく生まれた市長であり、助役であり、収入役であり、教育長であるから、この人たちの報酬を適正にきめるということは、結構だと思う」ということを言われました。 しかし、その職務に見合った報酬で、一般職員との均衡を考えるのだとすれば、その差を十分研究して、その結果市長は責任をもって、市民の代表である議会と四つに組んで、その報酬をきめていい。何の必要あって議会に提案するのか。議会に条例を出して決めてもらう。そして市民からもし批判があれば、自分でその責任をしょわないで、それは市議会できめたのだからといって、市議会にみんなおしつけてしまぅ。こういう慣例はまことにお気の毒千万だと思う。先ほど申し上げましたように、市長は十分にその補助機関で、新らしい市長の報酬はいくら、助役はいくら、収入役はいくら、教育長はいくらであるということを、議会に提案すべきであって、かかる審議会は必要としない。さらに申し上げるならば、この審議会報酬の中には議員等とあります。しかし議員はタッゾーン期間中は現状維持ということであれば、報酬審議会条例は三役にとどまると思うのでありますけれども、その点は私どもは議会として、遠慮会釈なく討論に参加できますので、そういう立場で本案に対して、反対の意を表明いたします。--------------------------------------- △吉田豊重君 反対討論 ○議長(志賀季三郎君) 次に65番、吉田豊重君の発言を許します。 ◆65番(吉田豊重君) 〔登壇〕(拍手)議会に提案されました議案第60号、いわき市特別職報酬等審議会条例の制定について反対をいたします。 合併後いまだ2ヵ月半でございます。市民の中には、合併して今後どうなるだろうという不安が残っております。共通費が1億3,000万でございますから、市民1人400円見当になっております。 このようなことで、特別職報酬審議会ができることは、引下げることもあるだろらという話もありますが、(笑声)当然これは引上げるのではないかという市民感情もありますので、時期尚早であるということから、反対を表明して討論を終ります。 ○議長(志賀季三郎君) 以上をもちまして、討論は終了いたしました。--------------------------------------- △日程第6 採決 ○議長(志賀季三郎君) これより直ちに採決に入ります。 まず議案第1号、昭和41年度いわき市一般会計予算について、採決を行ないます。本案を各委員長報告のどおり可決することに賛成の方の起立を求めます。  〔賛成者 起立〕 ○議長(志賀季三郎君) 起立多数。よって本案は各委員長報告のとおり可決することに決しました。 次に議案第2号、昭和41年度いわき市国民健康保険事業特別会計予算について採決を行ないます。本案について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。  〔賛成者 起立〕 ○議長(志賀季三郎君) 起立多数。よって本案は各委員長報告のとおり可決することに決しました。 次に議案第4号について、先に採決いたします。議案第4号、昭和41年度いわき市平競輪事業第一特別会計予算を、委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。  〔賛成者 起立〕 ○議長(志賀季三郎君) 起立多数。よって本案は委員長報告のとおり決しました。 次に議案第4号を除く議案第3号より議案第51号までの各予算については、各地区の事業別特別会計予算でありますので、この際一括採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 異議なしと認めます。よってそのように取り計らいます。なおこの際件目の朗読については、省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 異議なしと認め、そのように取り計らいます。あらためておはかりいたします。 議案第4号を除く議案第3号、昭和41年度いわき市平都市計画土地区画整理事業特別会計予算から議案第49号昭和41年度いわき市久之浜水道事業特別会計予算まで以上46件、及び議案第51号昭和41年度いわき市平競輪事業第二特別会計予算、計47件を地区振興特別委員長報告のとおりと決するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 異議なしと認め、いずれも原案のとおり可決することに決しました。 次に議案第50号及び議案第69号は共立病院関係の議案でありますので、この際、一括採決することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 異議なしと認め、そのように取り計らいます。あらためておはかりいたします。 議案第50号、昭和41住度いわき市磐城共立病院事業会計予算及び議案第69号、いわき市磐城共立病院の業務の状況を説明する書類の作成に関する条例の改正について、以上2件、特別委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって各議案はそれぞれ委員長報告のとおり決しました。 次に議案第52号、いわき市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の制定について、本案については、訂正原案について採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 異議なしと認めます。よって本案は委員長報告のとおり決しました。 議案第53号、いわき市部課設置条例の改正について採決いたします。本案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 異議なしと認めます。よって本案は委員長報告のとおり決しました。 議案第54号いわき市税条例の改正について採決いたします。本案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 異議なしと認めます。よって本案は、委員長報告のとおり決しました。次に55号より57号までは地区関係議案でありますので、一括採決することにしたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認め、そのように取り計らいます。あらためておはかりいたします。 議案第55号、平市営住宅条例の改正についてから、議案第57号小川町営住宅使用料条例の改正について 以上3件それぞれ委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって各議案はそれぞれ委員長報告のとおり決しました。 次に議案第58号いわき市消防本部及び消防署設置条例の改正について採決いたします。本案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって本案は委員長報告のとおり可決いたしました。 議案第59号、いわき市水道企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の改正について採決いたします。本案について委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決いたしました。 次に議案第60号、いわき市特別職報酬等審議会条例の制定についてを採決いたします。本案を委員長の報告とおり決するに賛成の方の起立を求めます。  〔賛成者 起立〕 ○議長(志賀季三郎君) 起立多数。よって本案は、原案のとおり可決いたしました。 次に議案第62号より64号までは各地区の議案でございますので、一括採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認め、さよう取り計らいます。 あらためておはかりいたします。 議案第62号、いわき市都市計画平下平窪土地区画整理事業施行規程の制定についてから、議案第64号、いわき市川前財産区の財産の管理及び処分に関する条例の制定についてまで、以上3件を、それぞれ委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって各議案は、それぞれ原案のとおり可決することに決しました。 次に議案第65号、いわき市水道事業管理者の給与及び旅費に関する条例の制定についてを採決いたします。本案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって本案も委員長報告のとおり、原案を可決することに決しました。 次に議案第66号、いわき市公営企業の重要な資産の取得及び処分に関する条例の制定についてを採決いたします。 本案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって本案も原案のとおり可決いたしました。 次に議案第67号、いわき市公営企業設置条例の改正についてを採決いたします。本案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案も原案のとおり可決することに決しました。 次に議案第68号、いわき市職員の特殊勤務手当に関する条例の改正について採決いたします。本案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 次に議案第70号から73号まで市道の認定に関する議案でありますので、一括採決をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認め、さよう取り計らいます。あらためておはかりいたします。 議案第70号から第72号まで市道路線の認定について3件及び73号、市道路線の変更について、以上4件について委員長報告のとおり決して御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって各議案はいずれも原案のとおり可決いたしました。 次に議案第74号、いわき市国民健康保険税条例の改正についてを採決いたします。本案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案も原案のとおり可決いたしました。 次に議案第75号工事請負契約についてを採決いたします。本案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって本案も原案のとおり可決することに決しました。 引続いて請願並びに陳情について一括採決いたします。各請願、陳情について、それぞれ委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって委員長報告のとおり決しました。 なお、委員長報告の際継続審査として報告になりました請願並びに陳情は、再度その委員会に継続審査として付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よってそのように決しました。関係委員長各位にはよろしくお願いいたします。--------------------------------------- △日程第7 公立小野町総合病院組合議会議員選挙 ○議長(志賀季三郎君) 次に日程第7、公立小野町総合病院組合議会議員の選挙を行ないます。おはかりいたします。 この公立小野町総合病院は合併前、川前、三和町においてそれぞれ加入し、規約によって議会より組合議員を選出していたものであります。新市の発足に伴い、その規則が改正になりましたので、この選挙を行なうものでありますが、ただいま申し上げました理由により、当該地区の委員長を通じ報告のあった方々を指名推選の方法により選出いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認め、議長の指名推選の方法により行うことにいたします。 川前地区67番、渡辺政義君。三和地区124番、草野佐助君。 以上2名を指名いたします。 あらためておはかりいたします。ただいま指名いたしました渡辺政義君、草野佐助君をこの選挙の当選者と定めることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって両君をこの選挙の当選者と決定いたしました。 ただいま当選者と決定されました両君が議席におられますので、本席から告知をいたします。--------------------------------------- △日程第8 いわき市選挙管理委員補充員の選挙 ○議長(志賀季三郎君) 次に日程第8、いわき市選挙管理委員、補充員の選挙を行ないます。 本選挙は、地方自治法第182条の規定により、選挙権を有する者の中から、議会においてこれを選挙することになっております。 この際おはかりいたします。この選挙については、議会運営委員会の協議の結果に基づき、議長の指名推選の方法にしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって本選挙の方法は、指名推選の方法によることと決定いたしました。 まず選挙管理委員について、直ちに議長より指名いたします。 内郷地区 青木栄太郎君 磐城地区 永山六郎君 平地区  山崎忠兵衛君 好間地区 勝沼勝応君 以上、4名を指名いたします。ただいま指名いたしました4君を当選者と決定することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認め、当選者と決定いたしました。次に補充員の選挙を行ないます。この選挙の数は委員と同じ4名であります。なお指名推選の場合は、この補充の順位をあらかじめ決定しておくことになっております。 したがって、ただいまから指名いたします順を、その補充の順位といたします。直ちに指名いたします。 小川地区 高萩喜一君 勿来地区 近藤初太郎君 四倉地区 長谷川勇助君 常磐地区 金土順二君 以上、4君を指名いたします。この4君を当選者と決するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって4君を当選者と決しました。以上をもちまして、選挙を終了いたしました。--------------------------------------- △日程第9 散会 ○議長(志賀季三郎君) 本日の日程は、日程のとおり全部終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。  午後5時4分 散会...